猫のお腹にしこり。乳腺腫瘍の可能性も!

ある若い女性の飼い主のお話です。

彼女は、15才くらいのメス猫を飼っています。元捨て猫なので正確な年齢はわかりません。幼稚園の頃から飼っていて、心から大切に思っています。

ある日、猫のお腹を撫でていたら米粒大のしこりが。彼女は慌てて動物病院に連れていきました。

スポンサーリンク

診察結果は乳がん(乳腺腫瘍)

200

診察結果は乳がん。がんは、小さいものも含めると全部で3つ。乳腺腫瘍で一番怖いのは肺への転移ですが、レントゲン検査の結果、幸い転移は見られませんでした。

先生からは「高齢なので、手術は・・・でもしこりが大きくなると猫ちゃんがしんどいので元気だし、手術して全部とりましょう。」と言われました。

彼女は高齢の猫に手術を受けさせても本当に大丈夫か、不安を感じました。

手術をすることのリスク

猫の乳腺腫瘍は人間とも犬とも異なり、複雑な構造になっているため、乳腺自体完全に取り除くのが難しい面があります。

大きさが1つの目安です。

  • 2cmまでなら根治の可能性は大きい。
  • 3cmを超えてくれば助かる可能性は少なくなってきます。

いずれにしても大きな手術になります。

猫は高齢になると、多かれ少なかれ腎臓の働きが弱くなって体力が落ちています。麻酔のリスクもあります。最悪の場合、手術中に死亡もありうる訳です。

信頼できる獣医師の判断を仰ぎながら、最後は飼い主の決断になります。

手術を回避しても、たいへん

リスクを避けて、手術を回避した場合も困難が待ち受けます。

  • 小さいしこりは次第に大きくなり自壊してニオイがキツい膿が出る。
  • しこりの数が増える。
  • 膨らみの横にもしこりができて、一つのしこりが巨大化してします。

このように猫にとっても飼い主にとっても辛い状況。鎮痛剤など痛みに対する処置と、食欲の確保と免疫増強のための治療を中心とした緩和療法を受けていくことになります。

猫に最善の治療を受けさせてあげたい

「猫に最善の治療を受けさせてあげたい」その一心で彼女は、一種認定医がいる病院にセカンドオピニオンを受けにいきました。そこで最新の設備で詳細な検査を受けた結果、彼女は手術を受ける決心をします。

実は彼女は、猫が若くて元気なうちからペット保険に入ってずっと継続していました。

動物病院の治療費は高額です。度重なる検査や治療、そして手術、入院となると何十万という金額を覚悟しなくてはいけません。実際、金銭的な理由で治療や手術をあきらめる飼い主もたくさんいます。

彼女は70%補償のペット保険に入っていたおかげで、お金のことをそれほど気にせずに「最善の治療を受けさせてあげたい」という想いを通すことができた訳です。手術は無事に成功し、今彼女は再発防止のための治療を受けています。

大好きな猫が大きな病気になってしまったとき、ペット保険はきっとあなたの支えになります。

【参考記事】
>>「ペットの治療費ってこんなに高額なの?10万、20万は当たり前。」

>>「猫の医療費に備える!ペット保険加入のメリット・デメリット」


262 多くの方に選ばれている代表的なペット保険7社の資料を、無料で一括請求して比較検討することができます。

保険スクエアbang!/ペット保険資料一括請求


大切な愛猫のために、私はペッツベストに加入しました。

たくさんのペットの保険がありますが、年齢が上がっても保険料の値上がり幅が緩やかだったので選びました。

我が家の猫ちゃんが加入した猫保険

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする