ペットショップに行ってきました。
- アメリカンショートヘア
- スコティッシュフォールド
- シャム
- ベンガル
- メイクーン
- マンチカン
- ロシアンブルー
といった有名な種類の子猫たちが、15万円から25万円くらいの値段で売られていました。15万円から25万円・・・私には、とても手が出ない金額です。
私の家ではこれまで、本当に多くの猫たちを飼ってきました。全員、元野良猫です。
野良猫を拾って飼うことを「保護」というなら、ペットショップで25万円払って買うのも「保護」ですよね。
生まれたばかりの子猫たちを「売り物」にしているペットショップってどうなのか?みたいなことを言うつもりも、言う資格も私にはありません。
ただただ、この子たちによい飼い主が見つかって、この子たちが幸せになるように、祈ることしか私にはできませんでした。
売れ残りの猫たちは?
どの猫も生後半年くらいの子猫でしたが、1匹だけショップの隅の方に、白いスコティッシュフォールドの成猫がいました。札を見ると、1才3ヶ月くらいでした。
ペットショップの売れ残りの犬猫たちの過酷な行く末については、ネットで調べるとたくさんでてきます。「動物実験」とか「処分」の文字ばかりが目に入って、暗然とした気持ちになります。
ただ、その中にあって、ペットショップの店長の経験があり、ブリーダー、トリマーもやっているという男性が運営しているサイトがありました。
その中でこの男性が「売れ残った動物たちが処分されるというのは都市伝説です。仕入れ、餌代、ワクチン代、維持費を全て赤字にして処分するよりも、たとえタダでも里親を見つけて常連になってもらって、売上をあげようとするのが普通です。」と書いていらっしゃいました。
「常連にして売り上げをあげる」というのは、里親になってくれた人に、キャットフードやトイレや猫砂などの日用品を買ってもらうということでしょう。
この記述を見て、少なからず気が楽になりましたし、そうであって欲しいと祈るような気持ちになりました。
失われていくたくさんの不幸な命のために、私ができることは、ほとんどありません。せめても私にできることは縁があって、今、家で飼っている5匹の猫たちを最後まで面倒みてあげることですね。