猫の暑さ対策に氷を与えるのはOK?それともNG?
結論としては、与えてもOKですが問題は与え方です。一歩間違えば、猫の命が縮まってしまうかもしれません。
そこで、氷が好きな猫に与える場合のポイントについて紹介します。
氷の影響
もし無理に氷を食べさせてしまうとどうなるのか?
猫は、こんな症状で苦しむことになるかもしれません。
- 下痢
- 嘔吐
- 胃腸が弱くなる
とてもかわいそうですね。
神経質になる必要はないという人もいますが、猫ちゃんからしたらとんだ迷惑ですよね。
人間の場合もそうですよね。沢山冷たいものを食べても何ともない方もいれば、ちょっと冷たいものを食べるとお腹に不調を訴える方もいます。
猫も同じことです。
要は体に不調をきたすほど大量に与えるのは良くないですが、少しくらいなら問題ありません。
もし下痢や嘔吐の症状が出るのであれば、猫の体が「これ以上入れない方が良い」と判断した結果ですので、次からは量を減らす、あるいはまったく与えないといった対策をすれば良いのです。
念を押すようですが、「少しくらいなら」それほど深刻に考える必要はありません。でも、猫が体調不良になることがないようにしてあげてくださいね。
秋に体調不良になる
人間の場合と同じで、暑い夏の疲れが秋になってどっと出てくるのは、猫も人間と同じです。いくら、猫が食べるのが好き、なめるのが好き、喜ぶからといって氷の与えすぎはよくありません。
人間でもそうですが、猫も冷たいものを多く取りすぎれば、お腹が冷え、胃の血行を悪くし、胃腸に負担がかかってきてしまいます。
最初のうちは、なんでもないように見えるかもしれませんが、長期に続けますと食欲低下を起こすこともあります。もしそんなことになってしまうと暑さ対策のつもりが、秋に疲れがどっと出てしまうことにもなりかねません。
このため氷はできるだけ控えてあげる事、あげるとしてもほんのひとかけらだけというふうに、制限してあげることをおすすめします。
絶対与えてはいけないものもある
例えばソーセージやちくわといった人間が食べる加工品は、猫は「欲しい欲しい」と寄ってきますが絶対与えてはいけません。理由は塩分が高すぎるからです。
塩分の取り過ぎは、大げさではなく猫の寿命を縮めます。氷の場合は少しくらいなら与えても良いのですが、絶対与えてはいけないものも存在します。気になる方は、この記事を読んでみてください。