「猫には魚」というイメージは間違っています。

「お魚くわえたどら猫 追っかけて はだしで かけてく 陽気なサザエさん♪」

「猫は魚が好き」とか「猫には魚でしょ!」といった猫に対する日本人のイメージは、きっとサザエさんの影響ですね。(笑)

でもご存知ですか?魚の与えすぎは、猫の健康に良くないんですよ。

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与えすぎることが良くないのです。

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過ぎたるは及ばざるが如し。
少量だけ与えるのなら、猫にとってももちろん有益です。

与えすぎが良くないのです。

煮干し

例えば、猫が大好きな煮干し。「うちの子、煮干しが大好きで、1日10匹はあげてるんです!」なんて方がいたとします。

ちょっと待ってください!それって、猫の体重が4キロとして、体重40キロの人間が1日100匹の煮干しを毎日食べ続けるのと同じことです。いくらなんでも毎日100匹煮干しを食べ続けたら、体に良くないって想像できますよね。

要はそういうことなのです。煮干しにはマグネシウムというミネラル分が多く含まれています。マグネシウムの取り過ぎは、オス猫にとって尿路結石の原因になります。しかし少量であれば、猫の体にとって有益なのです。与えすぎが良くない典型的な例ですね。

青魚

青魚とはイワシや秋刀魚、サバやアジといった背中の青い魚のことです。青魚の摂り過ぎは、イエローファット(黄色脂肪症)という病気を引き起こします。

イエローファットの原因は青魚に含まれる「不飽和脂肪酸」という成分です。この成分によって、猫の皮下脂肪が酸化・変性して炎症を引き起こします。最初は腹部に脂肪の硬いしこりができて、それが次第に胸のほうに広がっていきます。

このしこりは痛みと熱をもつため、猫は突っ立ったような奇妙な歩き方をしたり、腹部をさわられるのを嫌がったりします。症状が重くなると元気がなくなり食欲も失われます。

しかしこの不飽和脂肪酸も少量であれば猫の体にとって有益なのです。テレビのCMなどで「血液サラサラ成分」として盛んに宣伝されているEPAやDHAといった成分も不飽和脂肪酸の一種です。

貝類や甲殻類(カニやエビなど)、イカ、タコ

これらの食材には「チアミナーゼ」という酵素が含まれています。チアミナーゼはビタミンB1を分解する働きがあり、猫が摂取するとビタミンB1欠乏症になる恐れがあります。ビタミンB1欠乏症はおう吐や食欲不振、更に進むと痙攣(けいれん)や神経障害といった症状が現れます。

しかしチアミナーゼは熱に弱いので、これらの食材も火を通せば大丈夫です。お刺身など、生の魚介類はたとえ愛猫が「くれ!くれ!」と寄ってきても与えるべきではありません。

なお、鯛などの硬い魚の骨は猫が飲み込むと危険です。猫が口にしないように気を付けてあげるのは、飼い主として当然の責任です。

参考>>ペットの治療費の事例集


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