「耳も口ほどに物を言う!」猫の耳が表すいろいろな気持ちについて

猫の耳は気持ちを表すとよく言われます。

例えばピーンと立っている時ってありますよね。あれも意味があります。

うちの猫たちのことを思い出しながら、いろいろな場面での耳が表す気持ちを書いていきます。

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好奇心、興味のある方に向ける  

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うちのレンがよく、窓の外をひたすらジーッと見ているときがあります。

「何を見てるのかなぁ」と思って一緒に外を覗いてみると、電線に小鳥が止まって
「チッチ、チッチ」と鳴いてたりします。

猫が興味を示しているときの表情は、

  • 瞳孔が丸く開いて目を大きくランランと見開いている。
  • 耳はピーンと立てて前に向け、音を聞くことに集中している。
  • ヒゲもピーンと張って前を向く。

まさに「聞き耳を立てる」状態になります。

耳だけを動かして周りの状況を探る   

猫の聴覚はものすごく優れていて、100m先に針が落ちた音でも察知できると言われています。

猫の耳はパラボラアンテナの役割を果たしていて、左右別々の方向に180度くらいは平気でクルクル動かすことができます。これは耳の周りの筋肉が発達してるから可能なのです。人間にはとてもできません。

例えば獲物がいて、その位置を探っているとき。音がした方に顔や体を動かすと、こちらの場所がバレてしまいます。

そんなとき猫は、顔を動かさず耳だけをクルクル動かします。耳だけを動かして、目立たないようにジッと様子を伺うのです。

野生時代のこの習性は、現代の飼い猫にも脈々と受け継がれています。

リラックスして幸せな気持ちのとき    

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猫がリラックスして、幸せな気持ちになっているときは

  • 目は半開きでトローンとしている。
  • 耳は力が入っていないので、自然に前や横に傾いている。
  • ヒゲもダラーンと垂れている。

といった感じになります。うちの猫たちも結構この表情をしているときが多いです。(笑)このときの注意点としては、執拗に撫でまわしたり、むやみに抱っこしたりしないことですね。

猫は自分のペースで過ごしたいと思っているので、そのペースを乱してしまうと嫌われる原因になってしまいます。そっと頭を撫でてあげるくらいが良い湯加減ではないでしょうか。

恐怖心や警戒心を表す「伏せ耳」    

一番わかりやすいのはいわゆる「伏せ耳」です。恐怖心や強い警戒心を持っているときに、猫は頭と平行に耳を寝かせて横向きや後ろ向きにペタンと伏せます。

例えば、自分より強い猫、立場が上の猫に目の前で凄まれたようなときですね。目の瞳孔は大きく丸くなり、ヒゲは後ろのほうに引いた状態。耳は傷つけられてケガをしないように、ペタンと倒して伏せる感じです。

そしてジッとして体を動かしません。本能的に動いたら狙われると感じているんですね。もう敵わないと感じて「ごめんなさい!降参です。」の気持ちを表すときも、猫は耳を伏せます。

また知らない人が家に入ってきて、ソファーの下でジッと隠れている時なども伏せ耳になります。これは体ごと小さくなって隠れようという気持ちが働いているんですね。耳を頭にペッタリと付けることで、恐怖の対象から見えなくなるようにしているのです。

ケンカ相手を威嚇するときも耳を伏せる 

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不安や恐怖を感じている時と同じように、ケンカの相手を威嚇するときも猫は耳を後ろに倒します。

相手に自分を大きく見せようとするので、体中の毛を逆立てたり、背中を丸めてブアッと膨らませる。そして牙を剥いて勢いよく「シャーッ」と鳴きます。ケンカになったときに攻撃されないように、耳は伏せているのです。

このような猫の耳の状態を見ると、性格や健康状態までも分かるので、いつも注意して見ていて下さい。


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