レン。オス。4才です。
今、私の家はこの子を中心に回っているといっても過言ではありません。本当に甘え上手で人なつこい、猫らしい猫です。
過酷な子猫時代を過ごす
元々は汚いゴミ屋敷のようなところで、野良猫をしていました。何とか命をつないで去勢手術だけでもしてあげたいと、餌を持って通っていました。
行くたびに「ニャンニャンニャンニャンニャン!!」と大声で鳴きながら駆け寄って来る姿に、これはもう家で飼ってあげるしかないと。
動物病院に連れて行くと、体はノミだらけ、お腹の中は虫だらけという状態でした。しかし、この子にはもっと可哀そうなことがあったのです。
シッポが途中で切断されていたのです。何かの事故か、それとも心無い人間の仕業か。どちらにしても、とても痛々しい状態でした。手術をしてもらって、今では最初から「短いシッポ」だったかのように自然な形になっています。
これほどまでに辛い子猫時代を過ごしていたにもかかわらず、レンはとても人なつこいのです。毎日、癒しと幸せを与えてくれています。
縁があったことに感謝して最後まで大切にしてあげたいと思っています。