私の家の太郎の話ですが・・・
ある日、私が食事のあと流し台で食器の洗い物をしていました。洗い物が終わって、ふと見ると、太郎が近くの爪とぎ器の上に座っていました。
それで、ひとしきり撫でてあげたり遊んであげたりしてあげると、太郎も嬉しそうにしていました。
次の日からです。私が流し台で洗い物を始めると、どこからともなく太郎がやってきて、例の爪とぎ器の上に座るようになったのは。(笑)
このページでは、猫の学習能力について調べてみました。
猫の学習能力は1才半から2才児に相当
猫は1つの単語を理解することができます。例えば自分の名前を呼ばれたり、「ご飯」や「ダメ!」など、猫は1つの単語の意味は理解できなくても、合図のように聞き分けているのです。
またおもちゃなどを見せてから隠すと、それを探し当てることができます。これらのことから猫は1才半から2才児並の学習能力があると考えられています。
猫が学習する仕組み
大前提として猫は、ある行動をとった結果、「良いことが起こる」か「イヤなことが避けられる」と、その体験を学習して同じ行動を繰り返すようになります。
また「いつ、どこで、どんな状況で」その行動をすれば、良いことが起こるか(イヤなことが避けられるか)といった、その行動が有効なシチュエーションも学習しているのです。
室内飼いの猫にとっての良いこととは
- ごはんがもらえる
- 遊んでもらえる
- 撫でてもらえるetc
逆にイヤなことは
- 危ないこと
- 怖いこと
- 痛いこと
- 寒いこと
などですね。
うちの太郎が、私が流し台で洗い物を始めると爪とぎ器の上の座るのも、太郎なりに「この状況で、ここに来れば嬉しいことがある」と思っているということ。
その期待を裏切らないように、必ずたくさん撫でてあげるようにしています。(笑)
他にも人見知りのクロが、タンスの上で寝ているときだけ撫でさせてくれるのも、抱っこが嫌いなレンが、私が抱っこする素振りを見せるだけで逃げていくのも、猫なりに学習しているんですね。
そう考えると本当に可愛いですよね。