猫がゴロゴロ言わない。私のことが嫌いなの?

ゴロゴロゴロゴロ・・・猫がゴロゴロ言ってくれると、こちらまで嬉しい気持ちになり癒されますよね。

何でもフランスでは、この猫の「ゴロゴロ音」を治療やリラクゼーションに取り入れた「ゴロゴロセラピー」というものがあるらしいです。すごいですね!ゴロゴロセラピーって。どれだけ「ゴロゴロ」に癒し効果があるんだって話ですよね(笑)!

「猫がゴロゴロ言わない。私のことが嫌いなの?」

いえいえ猫はそんな単純な生き物ではありません!(笑)私の家には今5匹猫がいますが、ゴロゴロ言ってくれる猫とゴロゴロ言わない猫がいますね。理由は性格だと思います。猫にも性格がありますからね・・・

5匹とも元野良猫でしたから、幼少期はそれぞれみんな過酷だったと思うのですが。それでもゴロゴロ言ってくれる猫とゴロゴロ言わない猫がいる。持って生まれた性格というのは確かにあると思います。

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ゴロゴロのどを鳴らす理由は?

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赤ちゃん猫が初めてのどを鳴らす時期は、生まれてから1週間くらい経ってからです。母猫の授乳を促すゴロゴロに応える意味があるのです。

母猫はのどを鳴らして自分の居場所を教えると同時に、授乳の準備ができたことを知らせます。赤ちゃん猫はのどを鳴らして、授乳がうまくいっていること、気分が良い状態にあることを母猫に伝えます。母猫はそれを聞いて安心し、身を横たえ母乳を与えることができます。このようにゴロゴロは母猫と赤ちゃん猫の間で交わされる初めての意思疎通行動なのです。

家の猫もときどき寝ているときに、柔らかい毛布を「フミフミ」しながらゴロゴロゴロゴロ言っているときがあります。毛布を噛む仕草は、間違いなく母猫の授乳を思い出しているのでしょう。いわゆる「赤ちゃん返り」ですね。母猫のことを思い出しているのでしょう。

「この子にも母猫がいたんだな」とか「母猫はどんな猫だったのかな」とか「どこで生まれたのかな」とか考えると切なくなってしまいますね。

いずれにしても猫がゴロゴロのどを鳴らす理由は、幸せな気持ちや安心感、親近感、信頼感といったものであることは間違いありません。

ゴロゴロ言わない猫

ゴロゴロのどを鳴らすのは、幸せな気持ちや安心感、親近感、信頼感といったものを表している・・・それではゴロゴロ言わない猫はその逆なのか?

もちろんそんなことはありません。家にも1匹まったくゴロゴロ言わない雌の黒猫がいますが、この子は他の子と比べて警戒心が強いように思います。警戒心が強いので、絶対「抱っこ」はさせてくれません。野良時代、幼少期に何かあったのかな?と推測していますが。

そのくせ、例えば私がトイレに入っているときは、必ずと言っていいほど私が出てくるのをトイレの扉の前でジッと待っています。あるいは、「ふぁふぁ」っという奇妙な(笑)声を上げながら玄関から靴をくわえて私の前に持ってきたりします。

普段まったくゴロゴロ言わない猫なだけに、こういう形で親近感を表してくれるとなおさら可愛らしく思ってしまいます。

ただいつもゴロゴロ言ってくれる猫が、急にゴロゴロ言わなくなった。つまり元気の無さ、体調の悪さが疑われるときは要注意です。食欲が無いなどの他の症状が無いかも確認して、何かあるようなら早め早めに動物病院に連れていってあげてください。

【参考記事】当事者になったつもりで、読んでみてください。
>>「ペットの治療費ってこんなに高額なの?10万、20万は当たり前。」
>>「猫の医療費に備える!ペット保険加入のメリット・デメリット」


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