留守番させる時に、気をつけるべき3つのポイントとは?

ネットで次のような方を見かけました。とても猫好きな方なんですね! 

  • 生後6カ月の猫を家に連れて来て6日目
  • 月に4回夜勤で家を20時間ほど留守にする
  • 朝、夜勤から帰ってきたら猫がペットシーツを噛み砕き散乱していた
  • 片づけをして寝ていたら、猫も布団に入ってくる
  • 目が覚めてから今まで猫が膝の上でグルグル言いながら離れない

生後6カ月、まだまだ子猫ですよね。ひとりで留守番をさせるのはさぞかし心配でしょう。私の考えを書いてみます。

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ケージを利用する

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まず本やネットで調べたところ、猫に留守番をさせるのは2泊が限界という意見が圧倒的に多いです。それ以上は知人やペットシッターにお世話をお願いしたり、ペットホテルや動物病院に預ける必要が出てきます。

それはさておき、この方のように家に連れて来たばかりの生後6ヶ月の子猫に留守番をさせるのなら、私なら大きめのケージを準備します。ケージの中に食事や水、トイレ、寝床などを置いたスペースを囲って、その中で留守番をさせます。ケージに閉じ込めるのはかわいそうとか猫の精神衛生上良くない、といった意見ももちろんあるでしょう。

しかし、私はどうしても心配の方が先に立ってしまいます。ケガや脱走といった、不慮の事故が起こらないとも限りません。万が一、自分の留守中に子猫に何かあって、後悔することになりたくないという気持ちが強いのです。あくまでも私の考えですが。

これが家の環境にも十分に慣れた成猫なら、ここまで心配はしないと思うのですが・・・成猫ならお気に入りの場所で大人しく寝ながら待っていてくれるでしょう。しかし子猫となると、やはりケージに入れて外出した方が安心だと思います。

私自身これまでたくさんの猫を飼ってきましたが、ケージを極端に苦にする猫に会ったことがない、というのもあります。猫も猫なりに「この中に入るときは留守番をさせられる時なんだな」と覚えてくれているように感じます。また、ケージの中が猫にとって「落ち着ける場所」になる場合も多いと感じます。もちろん帰宅した際には、ケージから出して最大限の愛情を注いであげるのは凄く大切なことです。

食餌、トイレ、室温に気を配る

猫に留守番をさせる場合、というより猫を家で飼う場合といった方が良いかもしれませんが、気を配るべき3点は食餌(水を含む)、トイレ、室温だと思います。

食餌

まず食餌ですが、一泊の留守番なら、普段通りの準備で良いと思うのですが、二泊となるといつもより多めの準備が必要になってきます。やはりウェットフードは悪くなってしまう可能性が高いので、ドライフード(カリカリ)を多めに準備してあげます。

逆に言うと、カリカリを自分で食べることができないほど小さな赤ちゃん猫や、お世話が必要な老猫は長い時間の留守番は無理ということですね。信頼できる人にお願いするとか、動物病院に相談して預けるとか、別の方法が必要になります。

猫にとって水は大事です。水飲み場が一箇所だけだと、容器をひっくり返してしまうと水が飲めなくなってしまいます。いろいろな位置に複数準備してあげましょう。

トイレ

トイレが清潔でないと猫は嫌がってそこでしてくれません。できるだけ、掃除したてのトイレを複数準備してあげましょう。

ケージで留守番させる場合は、2段の場合は下段に掃除したてのトイレ、トイレと逆の面に水(2か所)、上段に食餌と寝床と分けてあげると良いと思います。1段の場合でも、端にトイレ、真ん中に寝床、もう一方の端に食餌と水というふうに、できるだけ分けてあげましょう。

室温

室温に関しては、冬の寒さよりも夏の暑さの方が心配です。猫は毛布や布団に「潜る」のが大好きです。冬の寒さは、猫のお気に入りのソファなどの場所にいつも猫が使っている毛布や布団を多めに置いてあげると潜って寝るでしょう。

夏の暑さの方が心配ですね。閉め切った室内は驚くほど暑くなり熱中症にかかる心配があります。できるだけエアコンを使いましょう。涼しくするためではなく、極端に暑くなるのを防ぐためです。設定温度は29℃くらいで十分です。ケージで留守番させる場合は置く場所に気を付けたり、布をかぶせたりして直射日光に注意してあげてください。

その他

やはり異物誤飲が怖いですね。レジ袋、ひも状のもの、つまようじ、梅干しの種、等々、できる限り気を配って危険を排除してあげましょう。

危険を排除という意味では、風呂場も怖いですね。誤って落ちれば猫は死にます。水は抜いておくべきです。

観葉植物も危険です。普段から置かない方がいいですね。

多頭飼いで、猫エイズなどの病気を持っている子がいる場合(まさにうちがそうなのですが)、その子はケージで留守番させましょう。出血を伴うような取っ組み合いのケンカでもしない限り大丈夫なのですが、万一ということもあります。

たくさん書いてきましたが、一番大切なことは家に帰ったら留守番をしていた猫に精一杯の愛情を示してあげることです。猫も猫なりにちゃんと留守番をしたら、褒めてもらえる、良いことがあると必ず分かってくれます。猫はそういう動物です。


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