爪切りをさせてくれない猫っていますよね。うちにもいます。切ろうとすると・・・
- 暴れる
- 嫌がる
- 噛みつく
- 逃げる
本当に困ったものです。しかし、爪切りができなくて伸び放題になると、いろいろと弊害が・・・
- 歩きにくくなる。
- いろいろなところに引っかかる。その結果、猫自身がパニックに。
- 爪が折れたり、はがれたり、出血を伴う思わぬ大けがになってしまうことも。
- 飼い主を傷つけたり、猫同士のケンカでケガをさせることも。もしも伸びた爪が、目に入ってしまったら!
このページでは、猫の爪切りのコツを解説します。
一番のコツは猫に悟らせないこと
まず最初に我が家にいる5匹の猫のうち、4匹に成功している方法をご紹介します。その方法とは、ズバリ猫が熟睡しているときを狙う方法です。
猫が熟睡しているときに、毛布などをかぶせて、上の写真のように手(足)だけを出します。そして、そっと指を押して爪を出して、ササッと切ってしまいます。猫に爪切りをしていることを悟らせないのが、最大にして唯一のコツですね。
猫が目を覚まして嫌がったら、躊躇なく中止します。そのとき、どの指のどの爪を切ったのかをメモして覚えておきます。そうすると次回スムーズに続きを始めることができます。
他にもこんな方法が
一番の王道は、猫を膝の上に抱いて撫でまわして気持ち良くなった状態で爪を一本切る。なだめすかして、もう一本切る。これを繰り返す方法ですね。
しかし、この方法は飼い主と猫の気持ちが穏やかでないと、なかなかできないですね。子猫のうちから爪切りに慣れさせる、普段から道具に触らせて慣れさせるといった積み重ねが必要な方法です。
あとは、洗濯ネットに入れて、網の間から爪だけを出して切る方法があります。何かに包まれていると落ち着くのか、これは意外とうまくいくという意見が多いですね。
最後の手段は動物病院で獣医師にお願いすることです。病院にもよりますが1,000円ちょっとでやってくれるところが多いようです。
注意点
最大の注意点は深爪をしないことです。爪の根元のピンクに透けている部分には血管があるので、深爪すると出血してしまいます。決してたくさん切ろうとしないで、爪の先の鋭い部分だけを切り取るようにしましょう。
人間の爪切りを使う場合は、猫の爪の左右から挟むように刃を当てて切ります。人の爪のように上下から挟んで切ると、爪が割れてしまいます。
ただし、猫用爪切りだと、刃を当てるのはどの角度からでもOKです。角度を気にする必要がないので素早く切れるという利点があります。
このページのまとめ
爪が伸びっぱなしになっていて、一番心配なのは、飼い主や他の猫の目に爪が入ってしまうことです。その場合のリスクを軽減するために、やはり爪切りは必要です。
ただし無理矢理するのは厳禁。一番のコツは熟睡しているときなど、爪を切っていることを猫に悟らせないことと、嫌がったらすぐにやめることです。