「猫の車酔い(乗り物酔い)対策」というテーマなのですが・・・私は猫を連れて一緒に旅行に行きたいとは思いません。
脱走が心配!
何かの拍子に猫が逃げ出してしまったらとか、小心者ですから最悪の事態ばかり考えてしまいます。猫は犬と違って、一旦逃げてしまったら「呼び戻す」ことはできないでしょう。きっと一目散に走り去っていくと思います。そうなってしまうと、探し出すなんてことは至難の業、というか無理ですね。
私の家の猫は全員元野良猫ですが、完全室内飼いの状態で何年も過ごしています。いまさら、突然外に放り出されても、自分の力だけで生きていくことはもはやできないでしょう。もし、外に連れ出したばかりに猫が逃げてしまったりしたら、「罪の意識」に苛まれてしまいとても耐えられそうにありません。
ですから、私は猫を連れて一緒に旅行に行きたいとは思いません。
ですが、どうしても猫を車に乗せなくてはならない、という状況の方もいらっしゃると思います。例えば動物病院が凄く離れている、あるいは離れたところに住んでいる人の家に猫を受け取りに行く、といった場合です。他にもあるかもしれませんが・・・
そのような方のために、猫の車酔い対策について調べてまとめてみました。
キャリーバッグは必須アイテム
車酔い対策以前の話になりますが、猫を外に出すときはキャリーバッグは必須アイテムです。そして洗濯ネットに猫を入れてからキャリーバッグに入れます。
万一、突発的な事態になったとしても、洗濯ネットに入れておけば逃げられずに済みます。また、そのままの状態で診察もしてもらえますし。余談ですが、猫の爪を切るときも洗濯ネットは重宝しますよ。
あと、経験上キャリーバッグは小さいもの(狭いもの)の方が良いです。狭くて、暗いほうが猫は落ち着いてくれるように思います。
猫の車酔い(乗り物酔い)対策
猫の車酔いの症状は次のようなものです。
- しきりにあくびをする
- よだれをたらす
- そわそわと落ち着きなく動く
- 便意を催す
- 嘔吐する
- 心細げに鳴く
車酔いの対策としては次のようなことが考えられます。
- 食事は車に乗る2~3時間前までに食べさせておく
- 水は1時間前までに飲ませておく
- 狭いキャリーバッグを選ぶ(オススメ!)
- キャリーバッグの中に普段気に入っている毛布やタオルなどを一緒に入れてあげる(オススメ!)
- キャリーバッグの上から布を被せ、中を暗くする(オススメ!)
- 車内の空気をきれいにしておく(タバコなど論外)
- すぐには出発せずに、猫が落ち着くのを待つ
- 急発進や急ブレーキなどで猫を驚かせない
- 20℃前後の少し寒いくらいが適温
- こまめに休憩
- 車内に置き去りにしない(当たり前の話ですね)
- 乗り物酔い止め(車酔い止め)の薬を病院で処方してもらう
いずれにしても猫が飛び出して逃げてしまわないように最大限の注意を払ってあげてください。洗濯ネット、オススメですよ!