便(ウンチ)の異常は要注意です!重大な病気の可能性も!

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便(ウンチ)には猫の健康状態の情報がたくさん詰まっています。飼い主は猫がトイレに行くたびに、またトイレの掃除をするたびに、何か異常がないかよく気を付けて見てあげることが大切です。

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気をつけて見てあげるポイント

  • 下痢なのか便秘なのか
  • 回数
  • 便(ウンチ)の形状
  • 便(ウンチ)の色

猫の便(ウンチ)の異常に関して、まず下痢か便秘かをチェックします。ウンチの跡がトイレに付くくらい、ゆるい、やわらかい、ということであれが下痢気味。丸1日以上ウンチが出ない、排便ポーズをとっても出ない場合は便秘気味。やはり1日に1回か2回が健康的な回数といえるでしょう。

健康なときのウンチの形状は、拾ったときにトイレに跡がつかないくらいの適度な硬さがあります。やわらかい、ゆるい、タール状、水状、あるいは丸くてカチカチなどの場合は何かしらの異常のサインです。

健康なときのウンチの色は茶褐色か黄褐色。黒や赤色がかった血便や白っぽい粘液便は異常のサインです。

量や色は食べたものによっても変わります。

下痢の原因として考えられる病気

    • 消化器の病気
    • 下痢の原因で一番多いのが食べ過ぎなどによる消化器の疾患です。 この場合は他に異常がなければ食餌を減らせばほとんど治ります。

    • 中毒による下痢
    • 腐った食べ物、有毒植物、薬物を食べて中毒を起こす場合です。嘔吐を伴うことが多くなります。

    • 食物アレルギー
    • 特定の食物に対するアレルギーで消火器疾患を起こす場合です。

    • 寄生虫症
    • 小腸に猫回虫、猫鉤虫、条虫などの寄生虫が寄生して下痢を引き起こします。また子猫の場合はコクシジウムの感染で下痢、血便、貧血、衰弱などの症状が出ます。

    • ウイルス感染症

腸コロナウイルス

    などの感染による胃腸炎がもっとも多い原因です。 猫パルボウイルスによる猫汎白血球減少症や猫免疫不全ウイルス感染症でも下痢を伴いますが、これらは下痢の他にも深刻な症状が現れます。

  • リンパ腫
  • リンパ系の細胞に腫瘍ができると、発生した部位によっては下痢をします。

便秘の原因として考えられる病気

      • 巨大結腸症
      • 骨折や腸管内外の異物、あるいは腫瘍のために拡大した結腸に便が詰まる病気です。

      • 腸閉塞
      • 猫の腸管が詰まる病気です。

      • 被毛が詰まる
      • 毛づくろい(グルーミング)によって大量に被毛を飲み込んでしまうと、被毛が腸の中で便を固めてしまいうまく排出されなくなってしまいます。

(毛球症)

  • 骨折などの外傷
  • 骨盤を骨折してしまうと便の通り道が狭くなって便秘になることがあります。


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