白内障は、目の中のレンズが濁ってしまう病気です!

目は外からの光を取り込む角膜、まぶたの下の結膜、焦点を合わせるレンズの役目の水晶体、像を映し出す網膜、映した像を脳に伝える視神経などがからできています。

サラッと書いていますが、「生命の神秘」を考えずにはいられません。なんて繊細な器官たちなのでしょう!

猫の白内障について調べました。

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白内障とはどんな病気なのか?

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「白内障とはどんな病気なのか?」を理解するためには、水晶体と網膜という目の器官について知らなければなりません。

水晶体は目のレンズの役割を果たしています。また、網膜は目の中に入ってきた光を刺激として受け取り、脳の視神経に伝達する組織で、カメラでいうとフィルムの役割をしています。

つまり水晶体のレンズ機能で目の中に入ってきた光のピントを合わせて、網膜に映像を焼きつけるイメージですね。

白内障とは、水晶体が白く濁る病気です。網膜に到達する光が遮られることで視力が低下するのです。

猫の白内障は犬や人に比べてまれな病気ですが、先天的や後天的に起こることがあります。

先天性白内障は、ペルシャ、バーマン、ヒマラヤンで報告されています。後天性の白内障は、猫同士のケンカや事故などで目に深い傷を負ってしまったり、他の眼科疾患(緑内障やブドウ膜炎など)、糖尿病などの代謝性疾患、子猫時代の栄養不良などが原因となって起こります。

次のような症状が見られます。 

  • 目の奥が白っぽくなる
  • ぶつかったり、つまずいたり、動作がぎこちなくなる
  • 暗い片隅にこじんまりと座っていることが多くなったりする

猫の視覚について

猫はほとんどが生まれたときから近視です。水晶体の厚さが人の約2倍ほど厚いので、近くのものにはピントを合わせやすいですが、遠くにあるものや70cm以内のごく近いものにはピントを合わせにくいのです。

猫の視力を人の視力で現すのはなかなか難しいですが、あえて言うなら、人の平均的な視力を1.0としたら、猫の視力は0.1くらいだろうと言われています。ド近眼ですね。 

しかし動体視力は優れています。 1秒間に30フレームを表示するテレビ画像などは、猫が見るとコマ送りにしか見えないのだそうです。凄いですね。

あと集光力が強いので暗闇でもよく見えるのです。さすがは元狩猟動物ですね。また赤と青や緑の三原色の認識と、オレンジと青、緑の区別はできます。 

このように、猫は人のようには視力が発達していないため視力の低下による不便さは人ほどではないと推測されます。 しかし、見えにくくなれば、確実に生活に支障が出てきます。  

早期に発見して、早期に治療を始めるのが望ましいのは、他の病気と同じです。少しでも症状が出たら、早め早めに動物病院へ連れていってあげてください。

【参考記事】当事者になったつもりで、読んでみてください。
>>「ペットの治療費ってこんなに高額なの?10万、20万は当たり前。」
>>「猫の医療費に備える!ペット保険加入のメリット・デメリット」


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