ネットサーフィンをしていると、右の広告枠に「月々990円からのペット保険」というキャッチをよく見かけるようになりました。これはアイペットの「うちの子ライト」という商品の広告です。
「ペット保険が月に1,000円以下なんてお得♪」と評判も上々のようですが、お得な理由を説明していきますね。
990円ペット保険の詳細
まず知っておいて頂きたいのが、アイペットには「うちの子」と「うちの子ライト」という2つの保険商品があります。名前は似ているのですが、その内容はまったく異なる商品です。
ペット保険の補償というのは、主に次の場合に適用されます。
- 通院
- 入院
- 手術
「うちの子」はこの3つをトータルで補償する商品であるのに対して、「うちの子」ライトは主に手術補償に特化した商品になります。
「うちの子ライト」の良い点
「うちの子ライト」のキャッチは「もしもに備えつつ保険料を抑えたい飼い主さまに」となっています。加入すると次の補償を受けることができます。
- 手術費用の90%を補償。
- 手術を含む連続した入院を10日間まで補償。
手術費用は高額になりがちです。その手術費用の90%を安い保険料で補償してもらえる、ましてや前後の入院まで。これは確かにお得です。評判が良いのも頷けます。
補償を手術費用に特化することで、お手頃な保険料を実現。これが何と言っても「うちの子ライト」のメリットであり、評価されている点ですね。
ちなみに月々990円は1歳の小型犬の保険料です。1歳の猫なら840円になります。5歳で1,210円。10才で1,630円。ただし13才以降は新規に加入はできません。
なお「うちの子ライト」にはWEB割という制度があります。WEBから加入申し込みすると保険料が10%も割引になる制度です。元々が安いですから、これは凄くお得ですね。「うちの子ライト」の加入をお考えのかたは、ぜひこのWEB割をおすすめします。
「うちの子ライト」の良くない点
もしものときだけに備えるのなら「うちの子ライト」はとても優れた保険です。でも、本当にもしものときだけでいいのでしょうか?
動物病院のお世話になるのは、手術が必要な重い病気のときばかりではありません。例えば、寒い季節の猫風邪。
病院や猫風邪の種類、重症度によって違いがありますが・・・
- 初診料 数千円~10,000円ほど
- 診察料 数千円
- 血液検査 10,000円ほど
- 1週間分の薬代 数千円~10,000円ほど
- 入院になった場合 1日5,000円ほど
これくらいの費用は覚悟しておいた方が良いです。動物病院は自由診療ですから、ちょっとした猫風邪でも、それこそ一万円札が羽が生えたように飛んでいきます。
何万円という金額がポンと払える方は良いですが、そうでなければ手術費用に補償を特化した「うちの子ライト」だけでは不十分です。
貯金との併用がおすすめ
「うちの子ライト」を一番おすすめできるのは、ペット貯金との併用を考えている飼い主の方です。
例えば、月々5,000円とか10,000といった金額を猫のために貯金すると決めたなら・・・
- 万一の手術費用に備えて「うちの子ライト」に加入。
- 残りは貯金に回す。
- 手術以外の通院や入院の費用は貯金で賄う。
という方法が一番、理に適っていると私は思います。
私が加入したのはペッツベスト
私は残念ながら、毎月貯金を積み立てていけるほど意思が強くありませんし、何万円という金額をポンと払えるほど経済的に豊かでもありません。そこで私が選んだのは、ペッツベストになります。
4才のオス猫ですが、月々の保険料は2,360円です。ペッツベストは毎年の保険料の引き上げが緩やかなので、16才になっても保険料は3,000円ちょっとで済みます。
この保険料で、動物病院でかかった治療費の80%を、1つの病気やケガにつき50万円まで、年間100万円の範囲内で補償してもらえます。もちろん手術だけでなく、通院、入院もトータルでカバーしています。
「猫が病気になって、突然何十万という高額な治療費を請求されてしまったら、とても払いきれないだろう。」そう思って私はペッツベストに加入しました。詳しく調べて比較検討したところ、保険料と補償内容のバランスは、業界でもトップクラスです。