ペット保険に入れる?入れない?尿路結石の治療歴のある猫

私の友人の猫の話です。6歳のオス猫。2年程前に、尿路結石を患い血尿が出てしまいました。動物病院で治療を受けて、病気自体は無事完治。

今現在は、獣医の指示にしたがって、phコントロール用の療法食を食べさせています。幸い症状も再発せず、元気に過ごしています。

この猫を将来の病気に備えて、ペット保険に入れたいとのこと。それで、いろいろと調べてみました。

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実際に電話して聞いてみた。

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人間の保険でもそうですが、現在治療中の病気がある猫は、保険に入れないか、入れたとしてもその病気は補償対象外になるのが一般的ですよね。

しかし、友人の猫の場合は、尿路結石を患ったのは2年前の話です。治療を受けて、完治して、今現在は再発防止のために療法食を食べている訳です。

ペット保険各社のカスタマーサポートに電話して、この猫の状況をありのまま説明して、加入できるかどうか、補償はどうなるのかなどを聞いてみました。

アニコム損保

まずは最大手のアニコムから。(0800-888-8256 平日10:00~17:30 土日10:00~15:30)

アニコムでは加入時に、過去6ヶ月以内に動物病院で治療を受けたことがあるかどうかを告知する義務があります。

この猫の場合は、尿路結石の治療は2年前の話で、完治しているということですから、告知の必要も無いとのことでした。

また、現在、獣医師の指示に従って療法食を与えている状況も、再発防止のための措置ということで、告知の必要がないとのことでした。

結論としては、尿路結石に関しては告知の必要も無く、保障期間中に再び尿路結石を患ったとしても補償される、とのことでした。

もっと何か難しい話があるかと思って電話したものですから、かえって拍子抜けしてしまったいうのが正直な感想です。

アクサダイレクト

アクサダイレクトにも聞いてみました。(0120-324-384 平日10:00~19:00 土日10:00~17:00)

まずアニコムと違って、2年前に治療して完治していたとしても、尿路結石の治療歴は告知の義務があるとのことでした。そして、加入はできるが尿路結石に関しては補償対象外になるとハッキリ言われました。

あまりにもアニコムと話が違うので、「2年前に完治して、今は再発防止のために医者から薦められた療法食を与えてるだけなんですが」と念を押してみましたが、やはりそれも経過観察ということで、補償対象外は動かないとのことでした。

また、「例えばこの猫が2年前に治療したのが尿路結石ではなくて、骨折だったとしたら、骨折は補償対象外になるんでしょうか?」と聞いてみたら、骨折に関してはそういう訳ではない、との答えでした。

アクサダイレクトの審査の中で、過去に一度でもなってしまうと補償対象外になる病気というのが決まっているとのことでした。

それらの病気は、ホームページで公開していて、全ての人が確認できるという訳ではなく、今回のように個別に質問した場合や、加入審査の際の結果として飼い主にお知らせするということでした。

はっきりわかりやすく説明してくれて好感が持てましたが、同じペット保険なのにアニコムと随分違うなぁと思いました。アニコムに好感をもったという意味ではなく、単純に違いに驚いたということです。(笑)

日本アニマル倶楽部では驚きの回答が!

プリズムコールで有名な日本アニマル倶楽部にも電話してみました。(0120-39-1212 平日・土日10:00~16:00まで)

すると驚きの回答が!

2年前に完治した尿路結石の治療歴の告知の義務があるのはアクサダイレクトと一緒なのですが、どんな病気やケガであるにしろ、「治療歴がある」その1点で加入することはできないとのことでした。

オペレーターの言葉通りに書きますと「例えば、足を引きずる、頭を振る、耳をかゆがるなどの、通常ではありえない動きを猫がしていると飼い主が把握した時点で加入はできない」と言うのです。

例え治療歴があっても無くても同じ事。

飼い主がちょっとした異常を把握した時点でアウト!つまり、完全な健康体、100%の健康体でないと、プリズムコールには入れてもらえないのです!

「お力になれなくて、申し訳ありません。」とオペレーターの女性に言われてしまいました。(笑)

これはまたアニコムとは、正反対の答えで本当にビックリしてしまいました。でも最初にこれだけハッキリ言ってもらえればわかりやすくて返って良い印象を持ったのも確かです。

このように、たった1つのケースでも、保険会社によって全然違うのです。勉強になった1日でした。

【参考記事】
>>「ペットの治療費ってこんなに高額なの?10万、20万は当たり前。」

>>「猫の医療費に備える!ペット保険加入のメリット・デメリット」


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