「どこがいいか」を考えるときのポイント

「ペット保険はどこも同じ?」いえ、決してそんなことはありません。

最近では、ペット保険を提供する保険会社もたくさんありますよね。それぞれのホームページなどを見ても、一見同じように見えますが、そこにはやはり各社ごとに違いがあります。

「どこがいいか」を考えるとき、まず最初に見るべきポイントをお伝えします。

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「限度額」と「回数制限」がある保険は避ける

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ペット保険によっては「1日いくらまで」とか、「支払いは年何回まで」といった、金額や支払回数に制限を設けているものがあります。

例えば、

  • 通院と入院は年間に各20日まで、1日の支払い限度額は10,000円まで
  • 手術の場合は、年間2回まで、1回の支払い限度額は100,000円まで

といった具合です。詳しく見ていきましょう。

限度額について

1日の通院の支払い限度額が10,000円というのはどうでしょうか?

1つ例を挙げてみますね。猫が嘔吐を繰り返し、初めての病院で診てもらった場合の治療費の例です。

  • 初診料    1,200円
  • 細胞診療   4,800円
  • レントゲン料 8,000円(2枚)
  • 処方料     500円
  • 調剤料     750円(薬3種類)
  • 合計     15,250円

いかかでしょうか?

初めて行った動物病院で、レントゲン2枚撮って、それを見ながら簡単な診察を受けて、薬を処方してもらっただけで15,000円以上かかっています。

たったこれだけで、こんなにかかるのです。少し重い病気やケガの場合は「推して知るべし」ではないでしょうか?

1日の通院の支払い限度額が10,000円や15,000では、間に合わないケースが多々出てくるのは容易に想像がつきますよね。また逆に、限度額より少ない支払いだった日も「1回」とカウントされてしまいます。残りの金額を別の日に繰り越すことはできないのです。

それでは、1日の入院の支払い限度額が10,000円というのはどうでしょうか?

調べたみたところ、猫の1泊の入院費の相場は2,500円程度です。10,000円も必要ない日もあるのではないかと思います。それでも1日入院すれば「1回」とカウントされてしまいます。要はこのシステムは、効率が悪いのです。

回数制限について

猫は長引く病気にかかりやすい動物です。腎臓病、心臓病、甲状腺の病気、そしてガン。どの病気も、完全回復は難しく治療は継続的に行う必要があります。

例えば週2回動物病院に通えば、1月で8回から9回カウントされてしまいます。長期入院が必要になるケースも出てくるでしょう。

年間20日の回数制限というのは、あまりにも短いと言わざるをえません。

「限度額」と「回数制限」がない保険とは?

私が加入しているペッツベストは、1日の限度額も、年間の入院・通院・手術の回数制限もありません。だからといって、果てしなく無制限に補償してくれる訳ではありません。そのような保険は存在しませんよね。

ペッツベストは年間の最高補償額が100万円までと決められています。(1つの病気に対する最高補償額は50万円まで。)この範囲の中で、1日の限度額や、年間の回数制限がないという訳です。

長期の治療や、まとまった金額に対応するためには、このシステムの方が有利だと思います。
「どれがいいか」を考えるときの参考にして頂ければ幸いです。

【参考記事】当事者になったつもりで、読んでみてください。
>>「ペットの治療費ってこんなに高額なの?10万、20万は当たり前。」
>>「猫の医療費に備える!ペット保険加入のメリット・デメリット」


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