猫のやけど。大半は飼い主の責任

もし猫が大きなやけどを負ってしまったら・・・その責任の大半は飼い主にあるといっても言い過ぎではないでしょう。これはもちろん、私自身の戒めでもあります。猫の命は飼い主しか守ってあげることはできません。

「想像力」を働かせて、猫にとって危険な事態はあらかじめ取り除いてあげる配慮が必要ですね。できる限り悲しい事故を避けるように気を配ってあげましょう。

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やけどの原因

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猫は人間の赤ちゃんと同じです。親(飼い主)が注意してあげなければ、事故につながる状況は生活の中にいくつも存在します。

ストーブやアイロンに触ってしまったとか、煮え立ったお湯をかぶってしまったとか、そういった事故はできる限り先回りして防いであげなくてはいけません。

しかし、やけどの原因はそういった事故だけとは限りません。

被毛を焦がしてしまう

冬場、石油ストーブやガスストーブの真ん前で暖をとっている猫も珍しくありません。

猫は毛皮で覆われています。皮膚を覆う被毛は、当然皮膚を守るためにありますので、暑い空気を適度に遮断して体に伝えます。

その結果、猫はストーブに近づきすぎている事に気付かずに、被毛を焦がしてしまうことがあるのです。猫は少しでも暖かい場所を確保しようと、できる限り暖房に近づきますので注意が必要です。

低温やけど

ホットカーペットや電気毛布、こたつなどは、ペットの被毛を焦がす心配はあまりありませんが、その代わり低温火傷の心配があります。

これらはとても快適な暖かさを維持してくれますが、寝返りも打たずに同じ姿勢で長時間過ごしてしまう事で、低温やけどを起こしてしまうのです。

またお風呂上がりのドライヤーの熱風にも低音やけどの注意が必要です。

やけどの症状

やけどの症状は、その程度によって大きく3段階に分けることができます。

  • 1度:皮膚に赤みが出る程度
  • 2度:皮膚に水疱ができる程度
  • 3度:皮膚の下の筋肉近くまで組織が死んでしまい、黒いカサブタができる程度

3度のやけどを負ってしまうと完治するのにとても時間がかかり、また治っても皮膚が引きつれたようになって毛が生えることはありません。

また、やけどをした皮膚は細菌感染をおこしやすく、やけどを負った数日後に敗血症で命に危険が及ぶ場合もあります。

治療方法

とにかくすぐにかかりつけの動物病院で診察を受ける事が必須です。

しかし、動物病院に到着するまでの時間があります。その間は、人間のやけどの場合と同様に、とにかく「冷やす」ことが大切です。

たっぷりと水を吸わせたタオルなどで患部を冷やします。猫が許してくれるならば冷たい流水で洗う方法もあります。

消毒薬や軟膏などは、効果を得られないばかりか逆効果になる恐れもありますので、自己判断で使うべきではありません。

いずれにしても、可能な限り早く動物病院で治療を受けてください。猫は全身が毛で覆われているため、やけどによってどのくらいのダメージを受けたのかわかりづらいものです。

「大したことないだろう」などと甘く考えて、あとから後悔するような事態は避けるべきですね。

参考>>ペットの治療費の事例集


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