猫を叱るときに、気を付けるべき大切なポイントとは?

野良の世界では、母猫が子猫に、猫同士でやっていいことや悪いことを教えます。例えば、強く噛んできたら噛み返して痛みを教えますし、「ジー」っと凝視してきたらパシッと叩いて敵意の意味だと教えます。このようにして叱ることで、猫社会のルールを教えるわけです。

しかし飼い猫の場合は、飼い主が母親代わり。体の大きな人間が、小さい猫をむやみに噛んだり叩いたりしたら、いたずらに恐怖心を植え付けてしまうだけです。

では、どうすればいいのでしょうか?

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物理的にできなくする方法はないか?

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まず叱るまえに、やられたら困ることを、物理的にできなくする方法はないかを考えましょう。例えば・・・

  • 決まった場所でそそうをするなら、その場所に行かせない方法はないか?
  • 困った場所で爪をとぐなら、保護シートを張ることで防げないか?
  • 猫にとって危ない部屋はドアを閉めて、立ち入り禁止。

このように物理的にできなくすることができれば、それが一番効果的です。

猫と同じ次元にならない

「猫と同じ次元にならない」ってどういうことかと申しますと、猫相手に本気で腹を立ててはダメということです。いくら頭が良いといっても、そこはやはり所詮、猫なのです。

そそうをされた、大事な花瓶を割られた、ひっかかれた、噛まれて血が出た、などということがあったとしても、猫相手に本気で腹を立ててはダメなのです。

ましてや本気で大声を出したりとか、本気で叩いたりとか、やっていいはずがないですよね。
それなら最初から猫なんて飼わないほうが良いのです。

どんなに嫌なことをされたしても、猫より一段高いところから、気持ちに余裕を持って見てあげるのが大前提です。

気分で叱らない。

同じことをしているのに、そのときによって叱られたり、叱られなかったりしたら猫も戸惑ってしまいます。

例えば、昨日は食卓に乗ったら叱られたのに、今日は乗ったらハムの切れ端をもらえた。ハムの切れ端が欲しくて、また乗ったら、今度は強く叱られて叩き落された。もし、こんなふうだったら猫も困ってしまいますよね。

本当に食事中に食卓に乗ってほしくないなら、乗ってきたら必ず叱ることが重要です。その際の叱り方ですが、猫の目を正面から見て「ダメッ!」と短く言い切る感じが良いですね。叩いたり、噛んだりは猫に恐怖心を与えるだけです。人差し指で猫の鼻先を抑えるくらいで良いと思います。

「ダメッ!」は必ず猫にも伝わります。目をそらしたり、ペロッと舌を出したりしますが、それは飼い主を軽んじているのではなく、猫なりに反省しているのです。

コチラの記事も合わせてどうぞ♪
>>上手な猫のしつけの仕方【天罰式】しつけ法でバッチリ?


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