猫のお腹や耳にブツブツの発疹!何かの病気なの?

猫の体にブツブツの発疹ができてしまうことがあります。できる場所は、お腹とか背中とか、首の周り、耳、内股、唇などさまざま。

原因はひとことで言うとアレルギーです。アレルギーとは免疫(体の防御システム)が過剰に反応して炎症を起こすこと。では何に過剰に反応したのでしょうか?

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アレルギーの原因はいろいろ

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虫に反応

虫と言ってもいろいろ種類があります。目に見えるくらい大きな虫もいれば、目に見えない微生物もいます。

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例えば蚊に刺されて皮膚がかぶれると、赤い発疹ができる猫もいます。病名は蚊刺咬性過敏症(ぶんしこうせいかびんしょう)というのですが、わかりやすくいうと「虫刺され」ですね。人間と同じです。

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猫の発疹の原因で、一番よくあるのはノミです。多数のノミに刺されて激しいかゆみを生じるノミ刺傷と、ノミの唾液に対してアレルギーを起こすノミアレルギー皮膚炎があります。

ノミの成虫を見つけるのは難しいですが、毛の根元に黒いフケのようなフンがたくさんついてるのでわかります。

微生物に反応

猫ヒゼンダニという顕微鏡で見ないとわからないくらい小さいダニがいます。これに寄生されると赤い発疹や激しいかゆみが出ます。

病名は疥癬症。症状は最初、耳や頭、顔などに現れて、進行すると全身に広がってしまいます。この病気は猫同士でも感染するので厄介です。

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耳ヒゼンダニは、その名のとおり猫の耳の中だけに寄生します。耳垢などを食べて活発に繁殖して、たくさんの卵を産みます。黒っぽい耳垢がたまっていって、外耳道の入り口まで耳垢でいっぱいになることもあります。

耳ヒゼンダニが寄生して耳ダニ症にかかると猫は、とにかく激しいかゆみに襲われます。耳をひっかいたり、壁や床に耳をこすりつけたり、頭を振ったりといった症状が出ます。耳をひっかきすぎて脱毛したり皮膚炎を起こしたりするケースも出てきます。

多頭飼いの場合は一匹が感染すると他の猫にもうつりますので、すべての猫を治療しなくてはなりません。

食べ物に反応

人間でも、ある食べ物に対してアレルギー反応を起こしてしまう人がいますよね。同じように食物アレルギーの猫もいる訳です。

食物アレルギーの猫は、特定の食べ物に反応して発疹やかゆみの症状が出ます。激しいかゆみのために体をかきむしるようになってしまい、ひどい引っかき傷や脱毛に悩まされます。

アレルギーの原因になっている食べ物を特定して、与えないようにしなくてはならないのですが、これは素人には難しいですよね。獣医の指導を受けながら根気よくやるしかありません。

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これらの他にも、例えば花粉ハウスダストなどが皮膚に触れたり、それらを吸い込んだりすることで、発疹や痒みの症状が出ることもあります。いわゆるアトピー性皮膚炎と呼ばれるものですね。

まとめ

発疹やそれに伴うかゆみは、猫に大きなストレスを与えます。激しくかきむしることによって、皮膚が傷ついて炎症がどんどん酷くなるという悪循環になることも多いです。

アレルギーの原因を特定して、さらにそれを取り除くとなると飼い主だけでは無理です。上記のような知識を持ったうえで、早め早めに動物病院に連れていってあげてください。


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