PS保険(ペットメディカルサポート)の特徴

ペットメディカルサポート株式会社が販売しているPS保険。会社がアピールしている一番のセールスポイントは、インターネット販売に特化しているからこそ実現できたという安い保険料です。

またスピーディーな保険金支払いも、この保険の良いところです。詳しく見ていきましょう。

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特徴

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このページではPS保険の

  • プラン
  • 保険料
  • 新規加入条件
  • 会社が加入を断ったケース

といった特徴を説明していきます。

プラン

PS保険には、動物病院での診療費の50%、70%、100%を補償するプランがあります。ただし、3つのプランともに以下の支払い限度額支払限度日数(回数)が適用されます。

  • 通院での補償  1日あたり10,000まで(年間20日まで)
  • 入院での補償  1日あたり20,000まで(年間30日まで)
  • 手術での補償  1回あたり100,000まで(年間2回まで)

診療費の50%なら限度額を超えることは少ないかもしれません。しかし100%は、すなわち実費ですから、限度額を超えるケースが出てくる可能性が高くなります。

また、PS保険では次の2つの特約を付けることができます。

  • ペット車イス費用 事故で肢を失ったペットのために車椅子を購入したときの費用を補償(100,000円まで)
  • ペットセレモニー費用 ペットの火葬費用などを補償(30,000まで)

※補償対象とならないケースについてはこちらをご覧ください。

私の個人的な意見ですが、通院補償に年間20日までの限度日数は短すぎると思います。
>>「限度日数」の観点から猫におすすめのペット保険を3つご紹介

保険料/月(2015年8月現在)

50%補償プラン

  • 0~2才     1,390円(特約あり1,480円)
  • 3~5才     1,640円(特約あり1,820円)
  • 6~8才       2,190円(特約あり2,330円)
  • 9~11才     2,330円(特約あり2,520円)
  • 12~14才     2,640円(特約あり2,970円)
  • 15~17才     2,640円(特約あり3,330円)
  • 18才~終身   2,640円(特約あり3,500円)

70%補償プラン

  • 0~2才     2,050円(特約あり2,140円)
  • 3~5才     2,260円(特約あり2,440円)
  • 6~8才       2,670円(特約あり2,810円)
  • 9~11才     2,830円(特約あり3,020円)
  • 12~14才     3,210円(特約あり3,550円)
  • 15~17才     3,210円(特約あり3,900円)
  • 18才~終身   3,210円(特約あり4,080円)

100%補償プラン

  • 0~2才     2,560円(特約あり2,660円)
  • 3~5才     2,870円(特約あり3,050円)
  • 6~8才       3,610円(特約あり3,740円)
  • 9~11才     3,840円(特約あり4,030円)
  • 12~14才     4,370円(特約あり4,710円)
  • 15~17才     4,370円(特約あり5,060円)
  • 18才~終身   4,370円(特約あり5,230円)

3つのプランともに、特約無しの場合12才以降は保険料は変わりません。

インターネットで申し込むと「ネット割引」で保険料がお得になります。ただし月払いはできません。クレジットカードによる一括払いのみとなります。

新規加入条件

  • 新規加入可能年齢は、生後120日以上満9歳未満です。
  • 終身での継続が可能です。
  • 原則として健康体であることが条件。
  • 全てのプランで加入条件は同じです。

会社が加入を断った事例

「膀胱炎(完治)」という申告だったが、実際には膀胱が機能しておらず、結石もあることが確認できたためお引受けできませんでした。

「歯槽膿漏(完治)」と申告がありましたが、実際にはまだ治療中であったため、お引受けできませんでした。

「尿の出が良くない」と申告がありましたが、実際には「尿路結石」であったことが判明したため、お引受けできませんでした。

「肺炎(治療中)」と申告がありましたが、ウイルス検査を行い白血病・エイズなどではないことが分かった後に引受けについて再検討させていただくことをお伝えしました。

「小さいしこりがあり、 良性か悪性か不明 (経過観察)」と申告がありましたが、獣医による検査を行っていただいた上で、「良性」の場合には引受けについて再検討させていただくことをお伝えしました。

このように、猫が病気になってしまってからではペット保険に加入すること自体が難しくなってしまいます。また、保険金支払いの可否を判断するとき、必ず申告した動物病院の担当獣医に確認が入りますので、事実をありのまま告知する必要があります。

会社がアピールしている点

PS保険のアピールポイントは主に次の2点です。

インターネット販売に特化することで、安い保険料を実現

販売店舗をもたないことで店舗運営費や設備の維持費などの経費を抑えています。また、ペットショップや獣医師などを通じた代理店販売をほとんど行わないことで中間手数料を削減しています。

このようにインターネット販売に特化することで、安い保険料を実現しているというわけです。ただ、他の保険会社の保険料と比較して、驚くほど安いというわけではないように思います。

スピーディーな保険金支払い

保険金請求書類が整った日の翌日から起算して、被保険者の口座に振り込まれる日までの日数が平均3.6日。

本当にこれだけ速いのなら、大きなアドバンテージになると思います。アニコムやアイペットに加入して、窓口清算ができる便利さと引き換えに高い保険料を払うより、賢い選択と言えるかもしれませんね。

【参考記事】当事者になったつもりで、読んでみてください。
>>「ペットの治療費ってこんなに高額なの?10万、20万は当たり前。」
>>「猫の医療費に備える!ペット保険加入のメリット・デメリット」


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大切な愛猫のために、私はペッツベストに加入しました。

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