au損保は、KDDIとあいおいニッセイ同和損保から生まれた損害保険です。
auといえば、私などは携帯電話のイメージしかありませんが、損害保険もやっているのですね。
au損保には自転車保険、海外旅行保険、ゴルフ保険、そしてペット保険があります。au損保の「あうて」ペットの保険の特徴、評判、口コミを調べてみました。
「あうて」ペットの保険の特徴
au損害保険会社が販売している、「あうて」ペットの保険。最大の特徴は、入院・手術にフォーカスしたからできるリーズナブルな保険料です。その代り、通院費用の補償は最初から除外されています。
ここのところは大事なところですので、よく認識なさってください。
商品プラン
【プラン70】
年間70万円を限度として、動物病院での入院と手術にかかった費用の70%を補償。
通院にかかった費用は補償対象外です。
年間の支払限度額までなら、保険金支払いは回数無制限、しかも1回あたりの限度額なし。
【プラン50】
年間50万円を限度として、動物病院での入院と手術にかかった費用の50%を補償。
通院にかかった費用は補償対象外です。
年間の支払限度額までなら、保険金支払いは回数無制限、しかも1回あたりの限度額なし。
※その他の補償対象とならないケースについてはこちらをご覧ください。
※保険金の支払額の合計が、支払限度額に達した場合には、契約は失効となります。その場合は次回以降、申し込むことはできなくなります。
限度額を受け取った病気を免責として、継続できるペット保険もあります。
例えば、「膀胱炎」の治療で限度額を受け取ってしまったなら、次回契約時には膀胱炎では補償を受けることはできませんが、他の病気ならば改めて限度額まで補償されるということです。
参考記事>>「保険期間中に病気になってしまったら更新・継続できないの?」
保険料/月(※2015年7月現在)
※10才以降の保険料はau損保にお問い合わせください。0800-700-1122(わんわんにゃんにゃん)
契約(加入)条件
au損保の「あうて」ペットの保険の加入条件は次のとおりです。
- コース70とコース50の加入条件は同じです。
- 新規のお申し込みは生後30日~10才までです。
- 終身継続できます。
- 原則として健康体であることが条件。
申し込み時点において、治療中あるいは経過観察中の病気やケガがある場合は加入できません。
また、過去3か月以内に動物病院にて予防以外の目的で診察を受けたことがある場合も、加入することはできません。
※この件については、気になりましたので実際にカスタマーサポートに電話して聞いてみました。その時のことは記事の最後をご覧ください。
以下の病気であると診断されたことがある場合には、加入できません。
- 悪性腫瘍
- 腎疾患(腎不全など)
- 免疫介在性溶血性貧血
- 巨大食道症
- 膵外分泌不全
- 肝硬変 ・門脈シャント
- 脳神経疾患(水頭症を含む)
- てんかん ・椎間板ヘルニア
- 心疾患(僧帽弁閉鎖不全など)
- フィラリア感染症
- 甲状腺機能亢進症 ・甲状腺機能低下症
- 副腎皮質機能低下症(アジソン病)
- 副腎皮質機能亢進症(クッシング病)
- 糖尿病
- FIP(猫伝染性腹膜炎)
- FeLV(猫白血病)
- FIV(猫免疫不全ウィルス感染症)
評判、口コミ
やはり入院・手術に特化しているから実現できる保険料の安さに好感を持つ口コミが多いです。ペットがまだ若くて通院の必要があまりなく、保険料を抑えながら万が一に備えたい飼い主の方から支持を集めています。
また、「あうて」ペットの保険には、24時間365日対応の「かかりつけ獣医師ダイヤル」というサポートがあります。病気やケガのことはもちろん、しつけやごはん、動物病院の案内まで幅広く相談できます。
この「かかりつけ獣医師ダイヤル」が心強くて、すごく役に立つとの口コミもありました。
実際にカスタマーサポートに電話してみた
加入条件に、申し込み時点において、治療中あるいは経過観察中の病気やケガがある場合は加入できない、また、過去3か月以内に動物病院にて、予防以外の目的で診察を受けたことがある場合も、加入することはできないとあります。
では、以前に病気にかかっていたが、3ヶ月前には完治していた場合は、加入できるのか、また同じ病気が再発しても補償してもらえるのか、気になりましたのでカスタマーサポートに電話して聞いてみました。
0800-700-1122のフリーダイヤルに電話すると、待たされることもなく女性のオペレーターにつながりました。応対はとても丁寧で好感が持てました。
例えばということで、「膀胱炎」という病名で質問してみました。
その膀胱炎がたとえ手術を伴うような重いものだったとしても、3ヶ月以上前に完治していたのならば、加入もできるし、保険期間中に再発したとしても補償は受けられるとのことでした。
加入の際に「過去に病気であると診断されたことがありますか?」という質問事項があります。
後々その病気が完治していることの証明にもなりますので、しっかりと事実を告知することが、猫のために大切なことだなと感じました。
参考記事>>「違反は猫のためにならない!ペット保険の告知義務」
【参考記事】当事者になったつもりで、読んでみてください。
>>「ペットの治療費ってこんなに高額なの?10万、20万は当たり前。」
>>「猫の医療費に備える!ペット保険加入のメリット・デメリット」