やはり何かを選ぶ時って「大手」の方が安心。そう思っている方も多いでしょう。ペット保険の大手3社をピックアップしてみますね。
契約件数のシェア率TOP3
ペット保険業界における契約件数のシェア率TOP3の会社は次の通りです。
- 1位 アニコム損保
- 2位 アイペット
- 3位 日本アニマル倶楽部
やはり大手だけあって、それぞれにすぐれた特徴を持っています。
アニコム損保
やはりアニコムが最大手なんですね。
アニコムがここまで選ばれている最大の要因は、対応動物病院でペット健康保険証(ペット保険加入時に交付)を提示すれば窓口清算が可能という利便性です。国民健康保険と同じようなシステムですので、動物病院の窓口で補償額以外の治療費を支払うだけです。
他の多くのペット保険は、動物病院で治療費を一度全額支払ったうえで、後から書面でペット保険会社に請求しなければなりません。その手続きが結構、手間というか煩雑だと感じる飼い主の方が多いということですね。
アニコムの保険料自体は結構高めに設定されています。ですので、もしあなたが窓口清算にこだわらない、ということであれば他のペット保険も十分に検討の余地があると思います。
またアニコムは最近、大きな改定を行いました。
- 前年の使用回数によって、翌年の保険料金が割増になる。20回で20%増、40回で何と50%増!
- 従来は通院・入院の限度日数が「無制限」だったのに、それぞれ各20日までと制限が設けられた。
このように加入者の方々にとって不利益になる改定(改悪との声も!)を事前告知なしに突然行ってしまいました。多くの加入者の怒りを買う結果となり、アニコムの神話にも少し陰りが出てきたようです。
アイペット
シェア率2位に付けているアイペットはどうでしょうか?
アイペットもアニコムと同じように対応動物病院での窓口清算が可能です。その便利さに加えて、「うちの子ライト」というアニコムには無い安い商品を販売しています。
「うちの子ライト」は手術費用の補償に特化していて、ペットの「万が一」に手軽に備えたい多くの飼い主を取り込んでいるようです。
日本アニマル倶楽部
3位には日本アニマル倶楽部が入っていますね。プリズムコールというペット保険を販売しています。
プリズムコールの最大の特徴は保障割合が100%ということです。これはプリズムコールだけでしょう。
また、ペットの年齢が上がっても保険料が変わらないわかりやすさも多くの飼い主に好印象を与えているようです。
まとめ
大きなシェアを獲得している会社だけあって、3社ともそれぞれに「強み」を持っていますね。でも「強み」故の「弱み」があるのも、また事実です。
今回紹介したペット保険大手3社の「強み」と「弱み」に関しては、このサイト内の別のページに詳細情報を用意しました。下のリンクをクリックしてそれぞれのページをご参照くださいませ。
【参考記事】当事者になったつもりで、読んでみてください。
>>「ペットの治療費ってこんなに高額なの?10万、20万は当たり前。」
>>「猫の医療費に備える!ペット保険加入のメリット・デメリット」