ペット保険に加入することに決めたとして、実際に猫が治療を受けて、保険金を請求するときのことを想像したら、何となく難しくてたいへんそうな感じがしますよね。
「面倒くさくないか?」
「ちゃんと振り込んでもらえるのか?」
そこでこのページでは、実際にペッツベストに保険金を請求した方の体験談をご紹介します。
この方はある日、猫の体に異様な大きさの「シコリ」ができていることに気づき、慌てて動物病院で診てもらったら「皮膚腫瘍」と診断されました。治療費、手術、3日間の入院が必要になり、トータルで13万円かかりました。
さて、この13万円のうち、ペット保険でいくら返ってきたのでしょうか?
保険金の請求から受け取りまでの流れ
飼い主の方をSさんと呼ばせて頂きます。この体験談は、保険金の請求から受け取りまでの流れが、Sさんの実体験にもとづいて語られているので、とても参考になります。
私がペッツベストに加入することに決めた、大きな要因にもなった情報です。
治療の経過
Sさんの猫が「皮膚腫瘍」で入院しました。治療の経過は次のとおりです。
- 最初にA病院で検査を受ける。
- セカンドオピニオンも聞きたくて、B病院に移動して再検査を受ける。
- 結局、B病院で入院。
- 退院した後も、複数回B病院に通院。
ペッツベストからの指示
保険金の請求に関して、Sさんは不安を抱えていました。ですから、最初の段階でペッツベストのカスタマーサポートに電話で問い合わせて指示を受けました。
指示された内容は次の通りです。
- 治療費は一旦、全額自分で支払う。
- A病院の分も、B病院の分も、領収書を取っておいて後から請求する。
- 治療が長期にわたる場合は、途中で請求してもいいし、完治してからまとめて請求してもかまわない。
- 獣医さんに書いてもらう書類が発生するので、それが面倒がられるかもしれないから、1回にまとめられるならまとめた方がいい。
Sさんはカスタマーサポートのアドバイスのとおり、請求を1回にまとめました。
ペッツベストに送付すべき書類
保険金の請求に際して、ペッツベストに送付すべき書類は次の2つです。
- 保険金請求書
- 支払った治療費のすべての領収書
保険金請求書はペッツベストのホームページからダウンロードすることができます。飼い主が記入する欄と、獣医師に記入してもらう欄があります。A病院とB病院、両方の分が必要です。
また、領収書には、次のことが記載されている必要があります。
- 飼い主の名前
- ペットの名前
- 動物病院名
- 診療内容内訳
- 診療日
記載が無い場合は、ペッツベストのホームページから「診療明細書」をダウンロードして、獣医師に記入を依頼します。これもA病院とB病院、両方の分が必要です。
なお、「当社宛の封筒宛名」というファイルをダウンロードして印刷し、手持ちの封筒に糊づけすれば、切手を張らずに投函して、必要書類をペッツベストに郵送することができます。
無事に保険金を受け取る
Sさんの猫の病気は12月中に完治したので、必要書類は年内にペッツベストに送付しました。
書類が届くと獣医の部署の方が精査するそうです。
年末年始をはさんだことと、あとから「血液検査の結果用紙も欲しい」という知らせが来て、追加発送していたため少し時間がかかりましたが、無事、保険金を受け取ることができました。
このときの治療費のトータルは13万円ほどでしたが、その約80%の10万円が振り込まれていたそうです。
これだけの金額が返ってくるなら、書類を書くのも送るのもたいして手間だとは思えなかった、ということです。
カスタマーサポートの窓口の担当者の対応も親切で、問い合わさればキチンと進捗状況を答えてくれた、との事です。
いかがでしょうか?とてもわかりやすく、保険金の請求から受け取りまでの流れがよくわかる情報だと思います。
多少の手間で13万円のうち10万円が返ってくるのは、やはり大きいですよね。
【参考記事】当事者になったつもりで、読んでみてください。
>>「ペットの治療費ってこんなに高額なの?10万、20万は当たり前。」
>>「猫の医療費に備える!ペット保険加入のメリット・デメリット」