私の友人の女性が飼っている猫が尿路結石になってしまいまいした。手術・薬代・検査・通院などで、結局トータル50万円以上の治療費が掛かりました。この時ばかりは「ペット保険に入ってれば良かった・・」と心から思ったそうです。
この話を聞いて、「自分は猫のためにポンっと50万円払えるだろうか？」と当事者になったつもりで考えたときに、経済的に難しいと思いました。それでも、お金が払えないから「治療をしない」という選択肢は避けたいと思いました。
これが私がペット保険に入ったきっかけです。ペット保険は飼い主が加入するものである以上、猫の病気やケガの高額治療費のリスクを、飼い主が当事者意識を持って考えたときが、保険の加入時期といういうことになります。
あなたは猫のために、ポンっと50万円払えますか？
リスクは常にある。
猫を飼う以上、外飼いであっても室内飼いであっても、子猫でも老猫でも、ケガや病気のリスクは常にあります。
あなたの猫はいかがですか？
外飼いの場合
もし、あなたが猫を外飼いで飼っていらっしゃる場合は、経済的な状況が許すのならば今すぐペット保険に入ってあげた方が良いです。
何といっても、猫のケガの原因の第1位は猫同士の喧嘩ですから。また、あまり考えたくはありませんが交通事故や感染症の危険もあります。
病気やケガのリスクは、外飼いの猫の方が室内飼いの猫よりも遥かに高いです。そして何かあってからでは、ペット保険に入りたくても入れないのです。
室内飼いの場合
一方、あなたが完全室内飼いで猫を飼っていらっしゃる場合は、ペット保険に加入するメリット自体あまり感じられないかもしれません。特に猫が若いうちは、病気になるリスクは少ないでしょう。
でも油断は禁物です！
子猫は活発で好奇心旺盛です。自ら危険に近づいてしまい、思わぬケガをしてしまうこともあるかもしれません。
高いところから落下して骨折。熱い鍋に触れてしまってやけど。また、意外と怖いのが猫の「誤飲、誤食」です。さらに、洗濯機、お風呂場・・・
完全室内飼いと言えども、猫が思わぬケガや事故に遭遇するリスクは常にあります。普段から飼い主が気を付けてあげなくてはいけないのは当然ですが、目が届かないこともあるでしょう。
また、あなたの猫がそろそろ老齢に差しかかる年なら、病気はより現実的なものになります。
猫が病気になって継続して治療を受けるとなると、動物病院で支払う医療費はたいへん高額になってしまいます。しかし、病気になってしまってからでは、ペット保険に入りたくても入れる保険自体がありません。
結局のところ、あなたが猫のケガや病気のリスク、その治療にかかる高額費用のリスクを、当事者意識を持って考えたときがペット保険の加入時期になります。
あなたは猫のためにポンっと50万円払うことができますか？
【我が家の猫たち】良かったね。安心で。（レン。オス4才）
【参考記事】当事者になったつもりで、読んでみてください。
>>「ペットの治療費ってこんなに高額なの？10万、20万は当たり前。」
>>「猫の医療費に備える！ペット保険加入のメリット・デメリット」
