猫が病気になってしまってからでは、ペット保険に入ることはできません。それでは、保険期間中に病気になり補償を受けた場合、保険を更新・継続することはできるのでしょうか?
気になりましたので、ペッツベストのカスタマーサポートセンターに電話して聞いてみました。
条件付きで更新・継続できる
ペッツベストのカスタマーサポートのフリーダイヤル(0120-744-125)に電話をしたら、待たされることもなくすぐに担当の女性につながりました。応対は丁寧で好感が持てました。
「保険期間中に病気になり補償を受けた場合、保険を更新・継続することはできるのでしょうか?」という私の質問に次のように答えてくださいました。
結論から言いますと、「更新・継続はできるが、限度額がリセットされる訳ではない」とのことです。
ペッツベストのファーストプランは、一つの病気やケガに対し50万円まで補償されます。(トータルの年間限度額は100万円)
しかし、同じ病気(またはケガ)の場合、更新時、年をまたいでの通算ベースで限度額までしか補償されないということなのです。
例えば、ファーストプランに加入した猫が、保険期間中に慢性腎不全と診断され30万円の保険金を受け取ったとします。通院や治療が長引いてしまい、年をまたいで更新した場合、慢性腎不全という病気に関しては、残りの20万円しか補償を受けることはできなくなります。
ただし、違う病気やケガであれば、保険更新・継続時に限度額はリセットされます。
例えば、同じ猫が次の年に運悪く骨折してしまったならば、その骨折に関しては50万円を限度として補償を受けることができるということです。
猫は一過性のケガより、慢性腎不全や泌尿器系、甲状腺の長引く病気が多い動物です。ペッツべストに加入する場合は、月々の保険料はベーシックプランよりは割高になりますが、ファーストプランを選んであげた方が良いですね。
更新自体を断ってくる会社もある
保険期間中に猫が病気になってしまい、その病気が今後再発・慢性化する可能性が高いと判断されると更新自体を断ってくる会社もあります。
プリズムやアクサダイレクトがこれにあたります。
病気で更新を断られるということは、他社に入れない状態で放り出されるということですので、リスクが高いと思う次第です。
更新はできるけど、その病気に限度額が設定されるか、年間限度額を超えた時点で、その病気の補償だけが除外される、ペッツベストのような会社は良心的だと思います。
いずれにしても、長引く病気が回数無制限でずっと補償されるようなペット保険は存在しません。しかし、この更新・継続の部分は保険を選ぶ上で大切なところですので、ご自身でカスタマーサポートに問い合わせてみることをオススメします。
サポートの対応の良し悪しも、ペット保険を選ぶ際の大切な判断材料になります。
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