猫のワクチン接種の体験談

猫のワクチン接種は、伝染病に対する抗体を作り、免疫(抵抗力)をつけるために行います。
ワクチンを接種しておけば、対象となる伝染病の感染を予防できますし、たとえ感染したとしても軽い症状で済みます。

とはいえ、いざ猫を実際に病院に連れていって、注射をしてもらうとなると「大丈夫だろうか?」と、なんとなく不安に思われることもあるのではないでしょうか?

そこで、このページでは私がうちの猫を病院に連れて行って、ワクチン接種を受けたときの体験談を書いていきます。ぜひ参考になさってください。

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3秒で終わりました。

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ワクチン接種自体は、本当に簡単に終わりました。

診察台の上で、先生が猫を軽く押さえて、背中(肩甲骨のあたり)に注射をしました。ほんの3秒くらいで終わりました。猫も痛い思いをする時間も無かったと思います。それくらい簡単に終わりました。

予防できる病気の種類

現在、猫のワクチン接種では、次の5つの感染症予防に対応しています。

  1. 猫ウイルス性鼻気管炎
  2. 猫カリシウイルス感染症
  3. 猫汎白血球減少症
  4. 猫のクラミジア病
  5. 猫白血病ウイルス感染症

1と2と4は、いわゆる「猫風邪」の代表の病気です。

ひどいくしゃみ、せき、鼻炎などの呼吸器症状のほか、結膜炎を引き起こします。症状が進むと舌や口の周辺に潰瘍ができることもあります。

高熱で食欲はなくなり、鼻水と涙で顔中クシャクシャ、典型的な風邪の症状が現れ、最悪の場合、肺炎を起こして亡くなることもあります。

3の猫汎白血球減少症は、パルボウイルスによる病気で、高熱、嘔吐、下痢などの症状を示し、血液中の白血球の数が著しく少なくなります。脱水症状が続くと猫は衰弱し、特に子猫では非常に亡くなる確率の高い伝染病です。

5の猫白血病ウイルス感染症にかかると、猫はさまざまな病気になります。リンパ腫、白血病などの血液のがん、貧血、腎炎などです。病気に対する抵抗力(免疫)が弱くなって他の病気を併発しやすくなります。これらはいずれも根本的な治療法はなく、亡くなる危険性の大きい恐い病気です。

私が通っている動物病院では「猫ウイルス性鼻気管炎」「猫カリシウイルス感染症」「猫汎白血球減少症」の3種混合ワクチンと、上記5つのすべての感染症に対応した5種混合ワクチンを扱っていました。

私の家では猫は完全室内飼いで飼っています。「3種混合ワクチンで十分」という先生の言葉に従いました。

私は猫の病気に関して専門的な知識を持っている訳ではありませんが、これまでずっと何匹も何匹も、うちの猫たちがお世話になってきたこの先生を信頼しています。

先生が「3種混合ワクチンで十分」と言うのなら、そうなのだろうと思った次第です。

完全室内飼いなら3種混合ワクチンで十分

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ワクチンとは、一言でいえば毒性を弱めた病原体(ウイルス)のことです。ワクチン接種の目的は、毒性を弱めた病原体(ウイルス)をあらかじめ猫の体内に注入することで、体内に抗体を作っておき、感染症にかかったときの症状を軽減することです。

毒性を弱めたとはいえ、病原体を注入する訳ですから、小さな猫の体には当然負担がかかります。3種混合ワクチンよりも5種混合ワクチンの方が、猫の体にかかる負担はより大きくなります。

猫白血病ウィルス感染症は確かに恐ろしい病気ですが、感染猫の唾液や体液に直接接触しなければ感染することはありません。完全室内飼いの猫なら、感染するリスクは非常に小さいのです。

そのあたりを考慮して、ワクチン接種の副作用のリスクを避けるために、先生は3種混合ワクチンを薦められたわけです。

それでも、もし猫に元気が無い、食欲が無いといった、いつもと違った様子が見られたら、すぐ病院に連れて来てください、との注意も頂きました。

費用と証明書について

動物病院でワクチン接種を受けると「ワクチン接種証明書」というものが発行されます。ペット保険に加入するときや、ペットホテルを利用するときなど、必要になる場合がありますので、大切に保管しておきましょう。

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3種混合ワクチン接種の費用は5,000円(税別)でした。5,000円で猫を恐ろしい病気から守れるのなら、安い出費だと思いました。

【我が家の猫たち】猫らしい後ろ足・・・レン。4才オス。
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【参考記事】猫のワクチン接種ために、動物病院に行くときに是非読んでください。
>>「猫をバッグに入れて安全に移動する方法」

【元の記事に戻る】
>>「管理人が加入しているペッツベスト。おすすめな理由とは?」


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