関節炎。猫は黙って痛みに耐えている可能性も!

最近、猫の歩き方がおかしい。よく見ると足が腫れているようだ・・・

関節炎の可能性があります。どのような原因であったとしても、関節に負荷がかかるとその関節が炎症を起こして軟骨を損傷し、猫に苦痛をもたらす、 という悪化サイクルが発生します。

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どんな病気?

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関節炎は正確には、「変形関節症」という病名になります。変形性関節症は、動作時に動かしにくさと痛みを伴う慢性的な変形性の関節疾患です。

人間でも猫でも同じですが、関節は骨と骨とのつなぎ目の部分です。関節部分の骨の表面はなめらかで弾力性のある関節軟骨で覆われていて、そのまわりは関節液で潤されています。この関節軟骨がクッションとなって骨にかかる衝撃を和らげ、関節液が潤滑油となることで関節をスムーズに動かすことができるのです。

変形性関節症は、文字通り関節が変形する病気です。関節軟骨がすり減って変形したり、固くなって石灰化したりすることで、関節が正常に動かなくなります。変形した骨が神経を刺激したり、関節の周囲に炎症が起こることで慢性的な痛みを伴うのです。

特に12歳以上の中高齢の猫に多くみられます。これは、年齢とともに筋力が衰えることで、関節にかかる負担が大きくなったり、長年関節を使い続けることで軟骨組織がすり減ったりすることが原因だと考えられています。人間と同じですね。

ただし、若い猫でも発症することはありますので、原因は一概に加齢によるものとは言えず、体質なども大きく影響しているようです。また肥満によって関節に大きな負担がかかり続けることも病状を悪化させる原因となります。

症状

犬は毎日散歩に出かけるので、散歩に行きたがらなくなったり、足を引きずって歩くようになったりすることで、飼い主が関節の違和感に気づきやすいものです。しかし、猫は日ごろから寝てばかりで、痛がる姿をあまり見せようとしないため、飼い主が気づきにくいという面があります。

次のような症状は要注意です。

  • 運動を嫌がる
  • 動作が遅くなった
  • 関節の腫れ・変形
  • 痛み(触ると嫌がる)
  • ぐったりして元気がない
  • 歩き方がおかしい

普段から猫のしぐさや行動をしっかり観察すること、また肥満にさせないことが大切ですね。

治療法

変形性関節症は徐々に進行する慢性の病気で、変形した関節が元に戻ることはありません。ですから治療は痛みを和らげる対症療法が中心になります。

痛みや炎症を抑えるための投薬や、コンドロイチンやグルコサミンなど軟骨保護効果があるサプリメントの投与などが主な治療法になります。

「もう年だからしかたがない」と飼い主があきらめてしまえば、猫は慢性的な痛みを我慢しながら、ずっと苦痛の日々を送らなければなりません。「年のせい」と決めつけないで、日常の動作に気になることがみられたら、動物病院に連れていってあげてください。

猫を痛みから解放してあげることができるかもしれません!

動物病院の治療費は全額自己負担になります。例えば検査のためにレントゲンを撮るだけで、5,000円くらい平気でかかってしまいます。簡単な診察や治療でも、万単位の出費を覚悟する必要があります。

>>動物病院での出費の負担を大幅に軽減させるためには?


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