ペットシッターの利用を迷う一番大きな原因は、他人に自宅の鍵を預けることへの不安感ではないでしょうか?自分の留守中に、見ず知らずの人を自宅に入れさせることへの不安や抵抗感は、感じて当然だと思います。
このページではペットシッターの「安全性」にフォーカスして調べてみました。
鍵を預けることでのトラブルは意外に少ない
結論から申し上げますと、ペットシッターに鍵を預けることでの(自宅に入れさせることでの)トラブルというのは意外に少ないようです。
やはり相手も商売です。私たち飼い主の一番の心配事は、業者側にとっては一番のウィークポイントでもあります。どの業者も、飼い主に安心感をもってもらうために、もっとも神経をとがらせている部分です。
- 鍵の預かり証を発行する
- ペットシッター本人が鍵を預かるのではなく、事務所管理にする
- ペットシッターの住民票や身分を証明する書類、なかには印鑑証明まで提示する店舗もある
ペットシッター自身も、何かあったときには誰も見ていないので、自分が不利になってしまいます。変な噂がたてば、シッターとして営業して行けなくなってしまいますので、ありもしない疑いをかけられないよう細心の注意を払って行動しているはずです。
また一度お願いして、私たち飼い主が「このシッターさんに来てもらって良かったな」と思えば、必ずリピーターになります。他のペットを飼っている友達にも紹介するでしょう。
そのようなお互いに信頼関係を築くことができる、ペットシッターに出会いたいものですね。
ペットシッターが賠償責任保険に加入しているかを確認する
ペットシッターと飼い主のトラブルで多いのは、やはりペットケアの「業務」に関することです。例えば次のような種類のトラブルです。
- シッターの過失でペットにケガをさせてしまった。
- お世話している犬が他人(あるいは他人のペット)に噛みつき、ケガをさせてしまった。
- お世話している猫があばれたため、取り押さえようとしたところ、誤って高価な置物にふれ、落として壊してしまった。
- お客様のマンションで業務中に水をあふれさせてしまい階下の天井、壁、家具を汚してしまった。
- 散歩中の犬に引っ張られ、止めてあった自転車にあたり、自転車が倒れてさらに自動車にあたり、キズつけてしまった。
このような万一の事態が起こってしまったときに、飼い主が不利益を被らないように、キチッと賠償責任保険に加入しているペットシッターかどうか、最初に確認した方が良いですね。
付加価値を利用する
最近のペットシッターは、留守宅における安心サービスを付加価値として提供しています。
- ポストに入っている新聞や郵便物の取り込み
- 部分的な部屋のカーテンの開け閉め
- 花の水やりなど
シッター時間内であれば、ペットのお世話以外のことも積極的に行ってくれるようです。常識的な範囲で、お願いしてみるのも良いでしょう。