ほとんどのペットホテルは預かることができるペットに年齢制限を設けています。10才以上のペットは預かってもらえないところがほとんどなのです。
私の家では猫を5匹飼っているのですが、そのうちの3匹は10才以上です。年齢制限に引っかかってしまいます。
そこで動物病院で預かってもらえないか、と思い調べてみました。
調べれば調べるほどに、ペットホテルを利用するなら、できるだけ動物病院が経営しているペットホテルを選択したほうが、飼い主と愛猫にとってメリットが大きいと思った次第です。
もちろんすべての動物病院がペットホテルを併設しているわけではありません。しかし、どうしても猫を預けなくてはならない状況になった場合、動物病院のペットホテルを利用するメリットは大きいので、お近くにそのような病院があるかどうか調べてみることをおすすめします。
動物病院のペットホテルを利用するメリット
動物病院が経営しているペットホテルを利用するメリットしては、次のようなことが考えられます。
- 獣医師や動物看護士が、猫の食欲や元気、うんちやおしっこなどの健康状態を毎日確認してくれるから安心。
- 万一、体調の変化があった場合でも、すぐに獣医師の診察が受けられる。
- 高齢な猫でも預かってもらえる。
- 持病を持った猫でも預かってもらえる。
普通のペットホテルは基本的に年齢制限を設けています。10才を目安にしているところがほとんどです。高齢な猫のほうがリスクは高くなるわけですから、年齢制限を設けるのは当然といえば当然です。
その点、動物病院のペットホテルは高齢な猫でも、持病を持っていても預かってもらえるのが、飼い主にとっては本当にありがたいですね。
利用の際の注意点
基本的に、その動物病院に通院している、あるいは通院したことがある、というのが条件です。ホテルだけの利用というのは、できないと思ったほうが良いです。
次のような場合は、まず獣医師の診察を受けた後にペットホテルを利用することになります。当然、別途診察料金がかかります。
- 初めてその動物病院(ペットホテル)を利用する場合
- ある期間(たとえば半年)その病院での診察を受けていない場合
- 高齢な猫、持病がある猫
その病院で診察を受けることが、ペットホテルの利用の条件になるわけです。飼い主にとっては、その方がむしろ安心ですよね。
また、ワクチン接種とノミ・ダニの予防が条件になります。これは普通のペットホテルでも同じですね。
料金
料金に関しては、動物病院のペットホテルだからといって高額というわけではありません。普通のペットホテルの相場と同じと考えてくださって大丈夫です。
ペットホテルの料金は犬の体重を基準に設定されているところがほとんどです。猫は小型犬と同じ料金に設定されていることが多いですね。料金の相場は次のような感じです。(1泊2日の料金)
- 小型犬 猫 3,000円
- 中型犬 4,000円
- 大型犬 5,000円
- 超大型犬 6,000円
なお、都心部ではこれよりも高い傾向があります。
ペットホテルを利用するなら、動物病院のペットホテルを利用した方が安心ですね。自宅からの距離など条件が合えば、飼い主にとっても愛猫にとってもメリットが大きいと思います。