生まれたての赤ちゃん猫の飼い方のポイントは食事、トイレ、保温の3点です。 このページではトイレのお世話について解説していきます。
飼い主が排泄をうながしてあげる
ご存知でしたか?生まれたての赤ちゃん猫は自分で排泄ができません。では、どうしているのか?なんと、母猫が赤ちゃん猫の肛門周辺を舐めてあげて排泄を促しているのです。本当に愛情に溢れてますよね。
この母猫の役割をあなたがやってあげなくてはいけません。ぬるま湯で濡らしたティッシュなどで肛門周辺を刺激して排泄をうながしてあげるのです。ミルクしか飲んでいない赤ちゃん猫の排泄物ですから量は多くありません。優しく拭きとってあげましょう。
もし赤ちゃん猫が下痢をするようだと心配ですよね。与えたミルクが濃すぎたり冷たかったりが原因ならまだ良いのですが、腸内寄生虫や感染症が原因だったら大変です。やはり、すぐに動物病院で診てもらうのが安心ですね。
排泄というとウンチだけみたいですけど、オシッコもですからね。膀胱がオシッコでパンパンになっているとミルクがたくさん飲めないので、気をつけてあげる必要があります。
自分で排泄ができるようになるのは、生後3週間くらいしてからです。それまでは、あなたが文字通り母親代わりになってトイレの世話をしてあげなくてはいけません。自分で排泄ができるようになってからもトイレの世話はもちろん続きます。
生き物を飼うということは、けっして「可愛い、可愛い」だけでは済まないということですね。当たり前のことです!
【参考記事】当事者になったつもりで、読んでみてください。
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