猫の健康を保つ秘訣は、「調子が良いとき」の様子を知っておくことです。
猫がいつも元気で健康でありますように。全ての飼い主の願いでしょう。猫の健康を守ってあげられるのは私たち飼い主だけです。
猫の健康管理のチェックポイントをまとめました。
猫の「調子が良いとき」の様子を知っておくこと
猫はからだの不調を言葉で訴えることはできません。猫の健康を守ることができるのは飼い主だけです。できるだけ健康管理をしてあげたいものです。
私たち飼い主が猫の健康をチェックしてあげるためには、「調子が良いとき」の様子を知っておくことが大切です。「調子が良いとき」の様子を知っておくことによって、仕草やからだの変化など、いつもと違う異常のサインに気づく事ができます。
猫の異常のサインに飼い主が早く気づくことができれば、病気を初期の段階で発見し動物病院で治療にかかることができます。
猫の健康チェックポイント
それでは猫のからだの各部分の健康チェックポイントをあげていきます。以下にあげるのは猫が健康な状態です。
- 目から涙や目やにが出ていない。
- 鼻水が出ていない。
- 鼻が少し濡れている。
- 耳の中の汚れが無く、イヤなにおいもしない。
- 歯ぐきや口の中がピンク色で適度な弾力がある。
- イヤな口臭がしない。
- ヒゲがさまざまなことに元気に反応する。
- 被毛につやがあり、部分的な抜け毛などがない。
- 尻尾が元気良く反応する。
- 普通に歩いたり走ったり跳んだりできている。
- 肛門の周りが便などで汚れていない。
- お腹に異常な膨らみや腫れ、しこりなどがなくやわらか。
折にふれて猫を観察する
上記のからだの各部分のチェックは遊んでいるときや、お手入れのときに見てあげることができます。私たち飼い主は、猫を撫でてあげることが大好きですよね。撫でると喜ぶツボを探しながら、同時に良く観察して健康チェックもしてあげるようにしましょう。
食欲、行動、便、体温、体重などの観察も大切なことです。餌の食べ方、水の飲み方の観察。トイレを掃除する際に、ウンチの量、色、かたさの観察。オシッコの回数、量、色なども観察するようにしましょう。
猫の調子が良いときの様子を知っておくことが、異常のサインに早く気づいてあげる秘訣です。