「ねこタクシー」というテレビドラマ、ご存知ですか?
猫好きにはたまらないストーリー
主人公は間瀬垣(ませがき)という名前のタクシードライバーです。
年齢は40才。
「日本一喋りが苦手なタクシードライバー」という設定です。
仕事も家庭も、こう、何と言うか、パットしない、ときめかない。
単調で退屈な消化時間のような人生。
そんなある日、間瀬垣は1匹の猫と出会います。
ふてぶてしい態度の三毛猫です。
猫の首には「御子神(みこがみ)」という名札が付けられていました。
ある日、間瀬垣がタクシーの中で仮眠を取っていると、腹の上で御子神(みこがみ)さん(猫の名前です。)がボテっと寝ていました。
驚いて起き上がるタイミングで女性客が乗り込んでくる。
あわてて御子神さんを助手席に隠し、発車させる間瀬垣・・・
人とのコミュニケーションが苦手な間瀬垣は、いつものように女性客を無視していたのだが・・・
いつの間にか御子神さんが後部座席に移動してしまいます。
それがきっかけで初めて女性客との会話が弾み、間瀬垣は「きっかけ」をつかみます。
それ以来、彼は御子神さんを乗せて仕事をするようになり、それがうまく行くようになります。
タクシー営業にも妙な自信と意欲が芽生えてくるのでした。
とうとう御子神さんを自宅に連れてくる間瀬垣。
家族の反応にビクビクしていたが、意外にも一人娘が協力してくれます。
彼女はすっかり御子神さんの虜になってしまったんですね。
御子神さんのふてぶてしくも愛らしい姿に、このままずっと一緒にいられたらという妄想にかられる間瀬垣。
何とか妻の了解も得て、御子神さんと一緒に暮らし始めた間瀬垣。
「ねこタクシー」を本格的にスタートさせるのでした。
御子神さんと一緒に住むようになって、今まで疎まれていた家族との会話が増えるようになります。
「ねこタクシー」も好調で、お得意様がどんどん増えていきます。
間瀬垣のコミュニケーション能力も御子神さんのおかげでどんどん成長して、お客様との会話が苦にならなくなってきます。
御子神さんのおかげで人生が好転。
家庭も仕事も恐いくらい順調な毎日。
しかし間瀬垣は嬉しい反面、反動が恐くていつもビクビクしていました。
間瀬垣が始めた「ねこタクシー」には4人のお得意様がついていました。
4人全員が御子神さんの大ファンです。
それぞれがそれぞれに心の傷や悩みを抱え、僅かな時間ですが御子神さんと触れ合って癒しを求めにくるのです。
間瀬垣は、初めてタクシードライバーになってよかったと思い始めていました。
そんな折、間瀬垣が住んでいるマンションの管理室から苦情が入ります。
間瀬垣の住んでいるマンションはペット不可のマンションだったのです。
近づいてくる御子神さんとの別れ。
そして「ねこタクシー」のことも会社にバレてしまいます。
会社に内緒で御子神さんを乗せていた間瀬垣に、最大のピンチが訪れます・・・
主演はお笑い芸人のカンニング竹山です。
凄く良い味出してます。
それよりも何よりも御子神さんが、可愛い。
猫好きには本当に堪らないものがあります。
予告編を見て、あらすじを読んでいるだけでも不覚にも涙腺が緩みました。
猫と「きずな」を絡めてくるなんてズルイなぁ・・・と思いました。