「猫なんかよんでもこない。」という漫画が今、流行っています。あなたはご存知ですか?今一番売れている「ネコ漫画」なんですよ。癒し系の優しいタッチの絵が本当に可愛いです。
「猫なんかよんでもこない。」という漫画について
ボクサーの夢が破れたニートの主人公と、猫2匹のほんわか生活を描いた物語です。猫は身勝手で嫌いだったはずなのに、ボクシングの道を絶たれたあと作者を頼ってくれたのは2匹の猫達。猫達との出会いで人生を大きく変え漫画家となった作者と、猫達との日常のお話です。
試行錯誤を繰り返し、自分で思う以上に家族になっていく過程が丁寧に、そしてユーモラスに描かれています。猫達との日常はほのぼのとしてとても癒やされましたが、クロが亡くなるシーンは涙してしまいました。甘いだけではない猫との生活が、ほのぼのとしたタッチで、でもしっかりと描かれています。
動物との「絆」を扱う以上、お別れのシーンは避けては通れないとは思うのですが、やはり辛いですよね。猫好きのあなたなら、まちがいなく共感し、そして涙すること間違いなしの良作です。
作者について
作者は杉作という方です。
プロボクサーなど様々な職業を経て『イモウトヨ』でMANGA OPEN 青木雄二賞を受賞。2000年「モーニング」にて『クロ號』でデビュー。猫や犬など動物の生態を、過度に美化せずリアルに描くことに定評がある。代表作に『クロ號』『マルケンロッキー』『猫なんかよんでもこない。』など。
本当に癒される黒猫の絵を描く漫画家さんですね。
BGM付きのCM動画はこちらです。このCM動画だけでも、涙腺が緩んでしまいます。猫を使うのは、本当に反則です。
「猫なんかよんでもこない。」映画化決定!
この「猫なんかよんでもこない。」が何と今年映画化されるそうです。漫画の実写化って、結構微妙がじゃないですか。漫画が素晴らしければ素晴らしいほど、がっかりさせられることも多いと思うのですが。
この「猫なんかよんでもこない。」はどうなんでしょうか。でも、僕もあなたも正真正銘の「猫好き」ですから。その1点で見る価値ありだと思います。
出演は風間俊介、つるの剛士、松岡茉優。風間俊介といえば、朝の連続テレビ小説「純と愛」に出演していたジャニーズの俳優さんですね。